周波数のオークション制度導入へ(NHKニュース) 総務省は2015年以降に実用化が見込まれる第4世代の携帯電話のサービス開始に向けて、より高い金額を提示した事業者に優先的に周波数を割り当てるオークション制度を導入し、国庫収入の拡大を図る方針を決めました。 いわゆる第4世代携帯電話は、現在、国内で主流となっている第3世代のシステムより、高速、大容量の通信が可能で、2015年以降の実用化が見込まれています。そのサービス開始に向けて、総務省は、より高い金額を提示した事業者に優先的に周波数を割り当てるオークション制度を導入する方針を決めました。携帯電話の事業者に対しては、これまで計画に問題がなければ無償で周波数の利用権を与えてきました。しかし海外の多くの国でオークション制度が取り入れられていることから、総務省も手続きの透明性を高めるとともに国庫収入の拡大を図ろうと導入の方針を決めました。ただ、入札