待機児童対策として、利便性の高い駅の近くなどに小規模保育所の整備を進めてきた千葉県松戸市で、新たに私鉄の駅前に保育所がオープンし、市は市内にあるJRや私鉄のすべての駅で整備が完了したとしています。 保育所は松戸市の社会福祉法人が市から認可を受けて開設したもので、対象は2歳児以下で、19人の定員に対し、これまでに8人の入園が決まっています。 松戸市は待機児童対策として、4年前から、利便性の高いJRと私鉄の駅の構内やその近くに小規模保育所の整備を進めていて、今回の開設で市内にある23の駅すべてについて整備を完了したとしています。 こうした対策を背景に、松戸市の待機児童は昨年度からゼロになっていて、市によりますと、全国の40万人以上の都市で、すべての駅を対象に保育施設が整備されるのは珍しいということです。 2歳の娘を預ける30代の女性は「仕事をしていると時間が惜しいので、自宅や駅に近いととても便