日本中を揺るがせている日大アメフト部の悪質タックル問題。本来、学生スポーツの最優先事項は「勝つこと」ではないはずだ。だが指導者たちは「強豪である」という実績により、長年チームを率い、絶大な権力をもつようになる。スポーツライターの酒井政人氏は「これは日大だけでなく、学生スポーツ全体の問題だ」と指摘する。旧弊を打破するには、なにが必要なのか――。 日大アメフト部だけじゃない、名門チームの“闇” 日大アメフト部の悪質タックル問題が世の中の話題をさらっている。内田正人監督(当時)と井上奨コーチは、いまだに悪質タックルの指示を否定しているが、「相手選手をつぶせ」と選手を追い詰めたことは認めている。そして5月29日、関東学生アメフットボール連盟はこの2人を事実上の永久追放にあたる「除名」とする処分内容を決めたと発表した。 この問題について、私の周囲では、「いつかこういう問題が起こることを心配していた」
震災で妻を亡くした阿部英敏さん。子育てによる仕事の制約は大きく、収入も大きく減ったという=宮城県東松島市で、宇多川はるか撮影 男の育児は子供に迷惑なのか。乳幼児の養育を巡り27日、自民党の萩生田光一幹事長代行から飛び出した「迷惑」発言。世の中には母を亡くし、あるいはさまざまな事情から母と別れ、父に育てられる子がいる。父子家庭の当事者たちから「心ない言葉だ」との声が上がっている。【宇多川はるか】 萩生田氏の発言は宮崎市での講演で出た。いわく「言葉の上で『男女共同参画社会だ』『男も育児だ』と格好いいことを言っても、子供には迷惑な話だ。子供がお母さんと一緒にいられるような環境が必要だ」。 当事者団体「全国父子家庭支援ネットワーク」の村上吉宣代表(38)=仙台市=は「悪意があったわけではないと思う」と前置きしつつ、「傷付いている人はたくさんいるでしょう」と話す。
6月の「結婚式」を楽しみに、闘病を続ける梶原さん=熊本県阿蘇市で2018年5月21日午後5時42分、佐野格撮影 来月、手作りの結婚式 2016年4月の熊本地震で被災し、熊本県南阿蘇村の仮設住宅に暮らしながら乳がんと闘う主婦、梶原瑠美子さん(33)を支援しようと、長男が通学する小学校の保護者らが募金活動を始めた。結婚式を開かず、ウエディングドレスも着ていない梶原さんのために、寄付を活用してカメラマンやドレスを手配し、村内で6月8日に手作りの結婚式を計画している。 梶原さんは、地震後の16年9月、美容師の夫豊三さん(38)と長男蒼佑(そうすけ)さん(6)、次男琉心(りゅうしん)ちゃん(4)、三男碧志(あおし)ちゃん(2)の家族5人で仮設住宅に入った。入居前の16年6月に右胸にしこりを感じたが、産科で母乳のつまりとされるなどした。その後は避難生活と子育てに追われ、自分のことは後回しになった。
筆者の息子はじめてのキャッチボール。一生懸命ゴロをさばくが、ボール使用可とはいえ横ではサッカーも行われており、全力投球は難しかった。 野球競技人口の減少が叫ばれて久しい。スポーツの多様化、子供人口の減少、野球ができる場所が減っているなど、様々な原因が報じられているところだが、実際はどうなのだろうか? 筆者の息子も小学生になり、筆者からは特別な推奨をしていないにもかかわらず野球に興味を持ち始めた。しかし、自らの少年野球経験を思い出すと、親として息子を少年野球の世界に入れることに多少の「申し訳なさ」がある側面があるのだ。 全国の少年野球をまとめる連盟のひとつ、全日本軟式野球連盟に登録されているチーム数は平成29年度では学童(小学生)で11792チームとなっている。(参照:全日本軟式野球連盟) 21年前となる平成8年(1996年度)度には15348チームであった(参照:大阪芸術大学藝術研究所)こ
高度経済成長を支えた80代以上の父、76.7%が子育てに不参加~自分史「親の雑誌」100人分のインタビュー記事による調査第二弾【高齢男性の子育て参加に関する意識調査】 [こころみ] 今こそ父と話そう。「親の雑誌」父の日キャンペーン開催! 2018年5月22日 報道関係 各位 株式会社こころみ 株式会社こころみ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:神山晃男)は、2018年6月17日(日)の父の日を前に、【高齢男性の子育て参加に関する意識調査】を実施いたしました。当社はこれまで、親のための自分史作成サービス「親の雑誌」の制作を通じて、約600人の親御さんにその生い立ちから人生観、子や孫への思いをインタビューしてきました。今回は「親の雑誌」インタビュー記事による調査第二弾として、制作した雑誌の中から67歳~94歳の男性100人分を任意に抽出。インタビュー中で「子ども」に関して語られた内容から、「
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何をするのにも嫌がる2歳前後の時期を指す「イヤイヤ期」。朝日新聞は新しい呼び方を募集しました。北海道大の川田学准教授が提案するのは、「ブラブラ期」。世界の実情にも目を向け、語ってもらいました。 5年前、保育専門誌にイヤイヤ期をブラブラ期と言い換えては、と提唱する文章を書いたところ、現場の保育士などから「ブラブラ期をテーマに講演してください」という依頼が相次ぎました。いまも全国の保育団体から依頼が絶えず、大きな反響に私自身が驚いています。 心理学でも保育現場でも、2歳前後については「第一次反抗期」という呼び方が有力で、90年代ごろからは、育児雑誌でイヤイヤ期という言葉を目にするようにもなりました。ただ、乳幼児期の発達を専門に研究しながら、このマイナスな呼び方が2歳児の見方を狭め、影の側面にばかり目を向かせているのでは、という違和感がわいてきました。2児の子育ても経て、現実の子どもの豊かさとの
兵庫県丹波市で昨年10月に急死した生後5カ月の男児が司法解剖の後、遺体の頭部にコンビニのレジ袋をかぶせられていた問題で、男児の両親が21日、兵庫県警の委託で遺体を修復した神戸市中央区の葬儀会社「平安」に対し、精神的苦痛を受けたとして慰謝料など約220万円を求める訴訟を神戸地裁に起こした。 訴状などによると、北野正弥(しょうや)ちゃんは昨年10月4日夜、就寝中に息をしておらず、母の恵(めぐみ)さん(36)が119番。病院に搬送されたが死亡した。県警は司法解剖で事件性がないと判断。県警の委託を受けた同社が遺体を修復して遺族に引き渡したが、頭部に包帯をきつく巻いた影響で顔面が鬱血していた上、包帯の下にコンビニの使用済みレジ袋がかぶせられていた。 遺体の頭部は通常、体液漏れを防ぐためビニールで覆うが、レジ袋を使うなどするのは遺族感情を害するとして、恵さんや父の正己(まさみ)さん(40)が抗議。しか
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