http://festival-tokyo.jp/program/ameya/index.html 演出:飴屋法水 作:サラ・ケイン 翻訳:長島確 出演:山川冬樹、安ハンセム、石川夕子、大井健司、小駒豪、グジェゴシュ・クルク、武田 力、立川貴一、ハリー・ナップ、シモーネ・マチナ、宮本 聡、村田麗薫 音像設計:ZAK 照明デザイン:郄田政義(株式会社リュウ) 舞台監督:大友圭一郎、寅川英司+鴉屋 小道具:栗山佳代子 美術コーディネート:大津英輔+鴉屋 衣装コーディネート:コロスケ 上演時間:2時間 劇場:東池袋 あうるすぽっと 評価:☆☆☆☆★ - 荘厳な宗教的儀式に立ち会ったかのような舞台を体験することができた。 重なり合う数々の肉声が悩み苦しむ魂への鎮魂歌を奏でているように私は感じた。 サラ・ケインはこの作品の執筆の後、28歳で自ら命を絶つ。鬱病で入院中に書かれたこのテクストはいわばサラ
なぜ今ここでサラ・ケインか? きちんと理由を書いていなかったので、夜半過ぎ、多くの人が「私は幸せだ」と自分に言い聞かせ、その片隅で「私は不幸だ」という思いを噛み潰そうとしている時間、そして俺にとっては、ようやくソリッドな演出プランが固まりつつある今、書いておこうと思います。 その前に公演の宣伝。観てもらわなきゃ始まらない。 DULL-COLORED POP vol.9『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』 原作:サラ・ケイン 翻訳・翻案・演出:谷賢一 出演:谷賢一、堀奈津美 DULL-COLORED POP「『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』」予約ページ 僕とサラ・ケインの出会いは、確かイギリスの後期授業であった、イギリス現代作家という授業で、でした。しかも、一番手だったと思う。 サラ・ケインから始まって、マーティン・マクドナーやマーク・レイブン
これまで何回か掲載した「鼎談」企画の復活第一弾として、座談会をお届けします。取り上げるのはフェスティバル/トーキョーで大きな話題を呼んだ「4.48 サイコシス」(作:サラ・ケイン、演出:飴屋法水)。イギリスの女性劇作家の作品を、4人の女性に思う存分語っていただく趣向です。題して「ガールズ・トーク『4.48 サイコシス』」。次々飛び出す目から鱗の発言にご注目あれ。 はじめに 芦沢みどり 私は2007年に、シアターχでサラ・ケインの「フェイドラの恋」をやったときに翻訳を担当しました。その上演は、諸般の事情からあまりうまく行かなかったのですが。 田口アヤコ 私は以前、阿部初美さんのリーディングでサラ・ケインのことを知ったのですが、その時には見に行けず、結局、テキストに触れたのも上演を見たのも今回が初めてでした。以前から興味はあったんですが。自殺とか、センセーショナルなことが言われがちですが、そう
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