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疑似科学に関するshimomurayoshikoのブックマーク (8)

  • 疑似科学と「空気」の研究(その2)

    先日の「疑似科学と「空気」の研究」の続き。 前回はあまり長くなるのも良くないと思い、きりのいいところで終わったが、改めて読み返していたら「ここはどうしても触れておきたい」という部分がまだ残っていたことに気付いたので、もう少しだけ書いておくことにした。 前回分を未読の人はまずそちらからどうぞ。 ◆疑似科学批判は何のため? 少し論から外れるが、疑似科学の話から始めよう。 私はこのブログで疑似科学の話題を扱う場合、二つの視点から物事を見るようにしている。一つは疑似科学ウォッチャーとして疑似科学をネタとして捉える視点、もう一つは科学に携わるものとして、疑似科学を批判的に見る視点だ。そしてこの一連のエントリは疑似科学を批判する者としての側面からになる。 いきなりだが、疑似科学批判は、疑似科学のビリーバーを批判したり啓蒙したりするために行われるもの*1――ではない。疑似科学批判にそういった側面が無い

    疑似科学と「空気」の研究(その2)
  • ニセ科学批判のニセ科学化現象 | 社会学玄論

    死後の世界は、科学の対象とならない。神や霊魂の存在は科学の対象外である。つまり、特定の宗教の教義内容が正しいかどうかは、科学の対象外である。さらに、道徳内容の正しさも、科学の対象外である。もし科学が自らの対象外の存在について語るならば、科学的ではなくなり、ニセ科学となる。科学が科学の対象外のものについて語りだすと、科学は宗教と機能的に等価となり、科学は途端に宗教化する。 ちなみに、死後の世界について、科学者の態度としては、「私の仕事の専門外なので答えることができない。(お坊さんや神父さんに聞いてみて下さい。)」というのが正しく、「科学の立場からは、死後の世界や霊魂は存在しない。」と答えるのは、不適切である。科学者は、死後の世界という科学の対象外の分野については、語ることはできないわけである。 にもかかわらず、死後の世界について存在しないと語り、スピリチュアルや宗教や占いを否定しまくる科学者

    ニセ科学批判のニセ科学化現象 | 社会学玄論
  • ニセ科学をバカにする前に ~科学という名の宗教~ - 雪見、月見、花見。

    皆さんは「ニセ科学」って聞いたことありますか? その論理過程に飛躍があったり誤魔化しがあったりするのに、科学っぽい体裁や理屈を整えて、いかにも科学的根拠に基づくしっかりとした発見や発明かのように主張する理論や製品を指します。 「□□でガンが治る! ◯◯大学の△△博士が学会で発表!」とか、「最新科学で判明!△△のパワーでお肌が若返る」とか、「◯◯は身体に良い/悪い」とか、「△△で放射線が除去できる」など、色んなパターンがありますが、特に健康系の話に多いようです。有名な血液型性格判断もその代表例ですね。 それらの話はちょっと聞いてみれば、バイアス(偏見)たっぷりの統計が使われていたり、実験結果の数値の解釈が結果ありきで恣意的だったり、大事な情報や前提条件を隠していたりと、多くの場合、およそ暴論あるいは完成度の低いものです。真偽を決めるのを置いておいても、少なくとも疑問点は山ほど出てくるので、疑

    ニセ科学をバカにする前に ~科学という名の宗教~ - 雪見、月見、花見。
  • 『「血液型と性格」論文レビューをするにあたって』

    あちこちでも言われているし、このブログでも何度も繰り返し述べていることだが、「血液型と性格」の関係は以前から詳しく調査されており、万を越える人数を対象にした統計調査から、「血液型と性格に相関があるとは言えない」という結論が得られている。間違いでない範囲でもう少し強く言えば、「血液型と性格の間には、日常生活で使えるほどの関係はない」ということだ。 それを示した画期的な論文が、松井豊(1991)である。これはその筋では有名で、血液型性格判断を取り上げた一般向けの書籍ではかなりの割合で引用されているだろう。もちろん、心理学のプロが、心理学の論文を正しく取り上げているわけだから、我々素人としては、特に変に感じる部分がなければ、基的にはその結論を(科学的な意味で)信じれば良い。 しかし、ネットの発達は、そのような論文や書籍の存在をちょっと検索すれば認識できたりその内容までかいつまんで教えてくれたり

    『「血液型と性格」論文レビューをするにあたって』
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 反科学の情熱 - 黒猫亭日乗

    最近、ニセ科学批判の論壇に接することで「『ニセ科学批判』批判」なる耳慣れない言説の分野があるということを識ったのだが、実際のところをよく聞いてみると、極少数の論客や不審なヒトがニセ科学を批判する言説に対して無責任に茶々を入れているというのが当のところのようである。 まあ、これは考えてみれば当たり前の話で、ニセ科学批判を専門的に批判する立場というのは、他人の特定の言説傾向に関心が特化した立場だということになるが、普通の人から視ればそういうものが在り得るということがそもそも不思議に感じられるだろう。 そういう次第で、今回はこのニセ科学批判批判というものについて少し考えてみようと思うのだが、そうは言っても昨日今日の新参者で何分この論壇のこれまでの経緯をよく識らないのだから、まあ観念的な考察ということになる。 まず最初に定義しておくと、今回のエントリーで謂う「『ニセ科学批判』批判」とは単にニセ科

    反科学の情熱 - 黒猫亭日乗
  • 【FAQ】「原理がわかってないと科学的と言えない」という誤解と、「原理はわかってなくてもいい」の不十分さ

    またの名を「PSI九段下ニセ科学研究所」とか「PSI九段下総研」とか 『ポピュラーサイエンス日版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG 機序が明らかではないことを全部拒否したら生活できませんよ?(捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ! 2008-07-27)のはてブコメントを見てて、あーオレも、それ最近まで知らなかったんだよなあ、と思い出した(あ、大槻先生がどうのって話はここでは考えてません。プラズマ云々も含めて、あの人は戦略戦術でわざとやってるんだか素でおかしいんだか、ぜんぜんわからんので)。 それっていうのは「科学的」≠「機序が明らか」って話。「機序が明らか」ってのは、日常語で言うと「原理がわかってる」「『なんでそうなるか』の理屈や仕組みがわかってる」ってことですよね。ぼくは原理がわかってないと科学的とは言えないと思ってたんですよ、つい先年まで。

    【FAQ】「原理がわかってないと科学的と言えない」という誤解と、「原理はわかってなくてもいい」の不十分さ
  • いまだにテレゴニーとか信じてる奴ってなんなの?馬鹿なの? - Tamemaruのブログ

    電波男 作者: 田透出版社/メーカー: 三才ブックス発売日: 2005/03/12メディア: 単行購入: 5人 クリック: 343回この商品を含むブログ (411件) を見る 最近、というかちょっと前から非婚系のスレで流行ってるコピペに 「テレゴニー」というものがある。 このコピペが出回り始めた頃は、どうせすぐに詳しい人が来て 親切丁寧に解説してくれるだろう。と思ってたけど なんかいくら待っても誰も来ないので、仕方がないから俺がやる。 どういうものか、と説明するよりは見てもらったほうが早いと思うので、 まずはそのコピペの全文。 過去に一度でも中田氏された女は、 現在の夫の遺伝子を100%全部子供へ受け継ぐことはできません。 【テレゴニー】 [英]telegony、[独]Telegonie [生]感応遺伝・先夫遺伝・残存遺伝。女性の再婚後、その子供が先夫に似ているといわれること。 畜産業

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