パーソンセンタードアプローチとはカール・ロジャーズが来談者中心療法において、カウンセリングでカウンセラー(セラピスト)がクライエント(来談者)の悩みや問題ではなく人間性を中心に据える(大切にする)セラピーや教育といえます。 クライエントを一人の人間としてまっすぐに捉え、その人間性に接することに専念し、その人となりに関心を向け続ける。 要するに血の通ったコミュニケーションのあり方と実践がクライエントの人格の成長と変化をもたらし、問題解決や精神機能の回復につながるとするもの。 その理論と実際を、以下にわかりやすくまとめました。 【筆者プロフィール】 心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングを実施。 5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。 大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し