■「明日、ママがいない」(日本テレビ系テレビドラマ)第一回放送を観て番組冒頭から「ありえない!!」の連続でしたね。養護施設(児童養護施設)の子供たちが、「ポスト」「ロッカー」などと呼び合い、傷つけ合う。子供たちがこまっしゃくれていて、あまりに非現実的。乱暴な施設長、規則を破る児童相談所職員、ひどい里親候補。いったい、これはどんなドラマなんだと困惑しました。途中でチャンネルを変えようかと思いました。 それでも我慢して最後まで観て、ようやく少しドラマのメッセージがわかったような気がしました。 ■多くの抗議そして、多方面からの抗議。抗議の多くは納得ができます。非現実的。偏見を深める可能性。子供たちを傷つける可能性。その通りだと思います。 「こうのとりのゆりかご」(通称「赤ちゃんポスト」)を運営する熊本市の慈恵病院も、番組に抗議しています。この「赤ちゃんポスト」自体、多くの批判を受けながらも関係者