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三島由紀夫に関するsora-papaのブックマーク (1)

  • 文学にみる障害者像 三島由紀夫著 「金閣寺」

    三島由紀夫著 『金閣寺』 櫻田 淳 「障害を持つ人々は、どこまで自らの障害を相対化できるのか。」私は、障害を持つ人々が突き付けられる課題の最たるものは、結局、このことなのではないかと考えてきた。障害を持つ人々にとって、障害を持つという事実は、自分を取り巻く環境のようなものである。そうであるならば、この環境をどのように解釈するかということが、障害を持つ人々には重大な問題となるのである。 三島由紀夫の傑作『金閣寺』には、障害を持つ二人の青年が登場する。一人は、吃音の障害を持ち、金閣寺放火の挙に及ぶ主人公、溝口である。他の一人は、溝口の大学時代の友人として、溝口に影響を与え続けることになる柏木である。 おそらく、この『金閣寺』という作品の中で、多くの人々の関心を惹くのは、主人公としての溝口の辿った軌跡であろう。しかし、高校時代に初めて『金閣寺』を読んで以来、私が強烈な印象を受け、対話の対象として

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