日米首脳会談の冒頭、握手を交わすオバマ大統領(右)と安倍首相(28日午前9時49分、ワシントンで)=中村光一撮影 【ワシントン=志磨力】安倍首相は28日午前(日本時間28日深夜)、米ホワイトハウスでオバマ大統領と会談した。 両首脳は記者会見し、日米同盟が、世界の平和に貢献しているとの考えを強調した。会談に合わせてまとめた「日米共同ビジョン声明」では、戦後の和解から始まった日米両国は、70年間にわたって世界の平和や繁栄に貢献するなど、模範的な2国間関係を築き上げたとの歴史観を共有していることも打ち出した。 首脳会談は予定の時間を30分超え、2時間近くに及んだ。両首脳の会談は昨年11月以来で、今回は岸田外相、中谷防衛相も同席した。 会談後、安倍首相とオバマ氏はホワイトハウスで共同記者会見を行った。 オバマ氏は冒頭、「日米同盟を通じ、これからも未来を築いていきたい」と述べ、新たな日米防衛協力の指