2013年06月09日10:00 カテゴリ自己啓発日本の社会 イエスマンが左遷される日 私の元上司は極端なイエスマンでした。上司の上司にもみ手でご機嫌取り、にこやかに対応していると思えば、私を含め、部下には突然変異のような態度をとっていました。「人はあそこまで演技ができるのか?」と思わせるほどの豹変振りの元上司のような人は程度の差こそあれ、どこの会社にでもいるのだろうと思います。 トップからすれば取り巻きは一種の王様気分させるので気持ちよいものです。本来、民主的で平等な教育を受けた日本人の中で一人、偉そうにするのは好まれるスタイルではありません。しかし、カリスマ性を持ち合わせるようなトップであれば異次元の人に近づくだけでも幸せだ、という気持ちにすらさせてしまうのかもしれません。 なぜ、イエスマンか、といえば強い側にいれば安心できるという人間の心理だと思います。日本の歴史を振り返っても天皇家