教育 大学は教育環境を提供するところ 松本徹三さんの大学教育に関する記事に違和感を感じたので、書いておきたいと思います。 松本さんの視点は、大学が学生を訓練し教育する機関という視点で書かれているように感じますが、これは誤りだと思います。 なぜなら、大学は、教育環境を提供するだけで、学生が自ら学習するところだからです。 授業は非効率的な勉強法 授業で伝えられることなど、僅かな分量でしかありません。例えば、私の半期分の講義録は、A4版で40ページほどしかありません。 授業は実はお話にならないほど非効率な勉強法なのです。 自分の大学生活を振り返ってみると、大学の授業自体は全然記憶に残っていなくて、自分で読んでいた本のことしか思い出せません。 授業は、自分で学習したことの確認程度にしかならず、大部分の時間、図書館で勉強していたように思います。 それでも授業が必要なのは、学生が自分で学ぶた