アゴラは討論のための「広場」なので、リフレ派の投稿も反論も歓迎する。きのうのノア・スミスの記事について簡単にコメント。 この記事のポイントは、日銀が「無制限に金融緩和」すると、マイルドなインフレではなくハイパーインフレ(金利上昇による財政インフレ)が起こる可能性があることを認めた上で、そのリスクは大したことないと評価していることだ。 我々はハイパーインフレをどの程度恐れるべきなのだろうか? 経済への影響という面では、それは国家債務不履行に非常によく似ているが、超過支出を制御しないかぎり日本はどのみちその方向に向かって進んで行く。ハイパーインフレは貯蓄を破壊し、経済活動の一時停止を引き起こす。それは政府が厳しい緊縮財政の実施を強いられるまでの約1年間、継続するだろう。ハイパーインフレが終わった後、経済は往々にして経済活動の再起動とともに強力に回復するのである。 これは最近よくいわれる焼け跡リ