政府は2日、新型コロナウイルス感染症の患者のうち、中等症の人の一部を自宅・宿泊療養とすることを決めた。これまでは入院が原則だったが、病床逼迫に対応するため事実上の方針転換となる。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「まん延防止等重点措置」が12日、東京都へ適用されたことを受け、小池百合子知事は「ウイルスと新たな変異株と、素手で闘うためには、みなさま方のご協力が欠かせない」と呼び掛けた。都庁で報道陣に答えた。 この日、高齢者へのワクチン接種も始まった。小池知事は「ほんのごく一部であります。国においては、ワクチンの量の確保、早期の確保、これをお願いをしたい」と述べた。
消費税増税関連法案の修正をめぐる民主、自民、公明3党の協議が決着した。社会保障の安定財源確保のために避けられない消費税増税などが、与野党の合意で実現される見通しとなった。 野田佳彦首相が期限とした15日までの修正合意に何とかこぎつけ、「決められない」政治を繰り返す事態が回避できたことは評価したい。 指導者が決断しない政治から脱却しなければ閉塞(へいそく)感は増し、日本の危機は克服できないからだ。財政健全化の取り組みを国内外に示すこともできた。 問題は、修正合意で社会保障制度改革の多くが先送りされた結果、伸び続ける社会保障費の抑制に道筋をつける内容とは程遠いものにとどまったことである。 ≪高齢者にも負担求めよ≫ 平成26年4月に8%、27年10月に10%と消費税率を2段階で引き上げることは民主、自民両党間で早々に合意された。 だが、社会保障分野の改革が置き去りにされたままなら、社会保障と税の
「何もしない人の分を何で私が払う」医療費巡り麻生首相2008年11月27日1時45分印刷ソーシャルブックマーク 「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」。麻生首相が20日の経済財政諮問会議で、こんな発言をしていたことが、26日に公開された議事要旨で明らかになった。自らの健康管理を誇ったうえで、病気予防の重要性を訴えたものだが、保険料で支え合う医療制度の理念を軽視していると受け取られかねない発言だ。 首相は社会保障費の効率化の議論の中で「67、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらかかっている者がいる。学生時代はとても元気だったが、今になるとこちら(首相)の方がはるかに医療費がかかってない」と指摘。自ら日課にしている朝の散歩が役立っているとしたうえで、「私の方が税金は払っている。努力して健康を保った人には、何かしてくれるというインセン
麻生太郎首相は19日、首相官邸で開かれた全国知事会議で、地方の医師が不足している問題について「地方病院での医者の確保は、自分で病院経営しているから言うわけじゃないが大変だ。社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値観が違う」と語った。 首相の発言は地方病院の医師不足を問題視したものだが、「病院の医師の多くは社会的常識が欠けている」と受け止められかねず、日本医師会を中心に医療関係者の間で波紋を呼ぶ可能性もある。 その後、記者団に真意を聞かれた首相は「そういう意味では全くない。まともな医者が不快な思いをしたのなら申し訳ない」と釈明した。
10月31日、2015年度に消費税8%台半ばへの引き上げが必要との試算を民間議員が政府の経済財政諮問会議に報告。写真は6月、東京の高級専門店の前を歩く女性(2008年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 31日 ロイター] 政府の経済財政諮問会議は31日、社会保障・税財政改革の道筋を示す「中期プログラム」策定に向けた議論を開始した。 会議では、民間議員から、年金・医療・介護・少子化対策など社会保障の機能強化のために2015年度に必要となる追加公費が約7.6兆円─8.3兆円、基礎年金国庫負担割合引き上げに伴う公費も加えると、全体で消費税率に換算して3.3─3.5%程度に相当するとの試算結果を報告した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く