平成30年度以降に小中学校で教科化される道徳について、民進党の長妻昭衆院議員が自らのホームページ(HP)で、小中学生の道徳心や愛国心に成績がつけられ、その評価が受験の内申書にも入ることが決まったと説明していることが16日、分かった。道徳の評価をめぐり、政府は項目ごとの個別評価は行わず、入学者選抜への使用もなじまないと繰り返し答弁し、文部科学省も「(長妻氏の説明は)事実無根」と批判。一方、長妻氏は「動画内容は修正しない」としている。 長妻氏は10日、HPに「子どもの道徳心に成績をつける?」と題する動画をアップ。道徳の評価について「2年後3年後から全国の小中学生に対して、道徳心、愛国心の成績をつけていく」「各都道府県の教育委員会の判断では、中学受験、高校受験の内申書にも入る」と説明した。参院選のテーマとして、日本の言論の自由が脅かされていることを挙げ、子供たちの愛国心などに成績をつけることは「