2012年07月11日10:00 カテゴリ社会一般日本の社会 見落としていた新聞の価値 新聞を読まない人が増えています。私の周りでも「ネットで情報ゲットするから」とか「新聞って邪魔じゃない」と、もやは新聞を取るのと家電(家庭の固定電話)は時代の流れでそのポジションがどんどん隅に追いやられている気がいたします。 97年には一般紙の朝刊発行部数は4726万部。それがボディブローのようにじわっと下降線を辿り、2011年には4409万部となっています。グラフで見れば2008年辺りからの下降率が高くなりつつあります。その昔、日本の朝食の食卓にはご飯と味噌汁と朝刊があったのですが、もはや、過去のピクチャーとなってくるのでしょうか。 私も確かにインターネットの情報は重視しますが、情報の中身が薄く、ネットニュースだけ見ていたら世の中の事を深く知ることはできない気がいたします。一方で情報過多の世の中ですから
政府は経費削減の一環で新聞の定期購読数を減らしている。削減は『まことに遺憾』との意見書を、日本新聞協会は野田総理大臣に提出した。 意見書は言う。 新学習指導要領では、思考力、判断力、表現力等を育む観点から「新聞」の活用が明確に位置付けられています。国を挙げて言語活動の充実を推進しようとするなか、新聞の購読部数削減により、政府が率先して活字離れを助長しているかのようなメッセージを国民に与えてしまうことが懸念されます。 ネットを通じて大量のテキスト情報が受発信され、人々はそれを読み・理解し・利用しているが、しかし、紙に定着していなければ新聞協会は言語活動とは見做さないらしい。その論理では、電子版も活字離れを助長するということになるのだが。 意見書には次のようにも言う。 国民の生活や利益を守るべき公務員は、日本や世界の情勢のほか、民意を絶えず把握する必要があります。そのためにはより多くの職員が新
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NYT社(The New York Times Company) が2009年10-12月期および2009年通年の決算を発表した。 09年半ばまでの土砂降りの状況から,09年10-12月期には小雨になってきたようだ。オンライン事業に限ってみれば,薄日が差しかかってきた。 09年10-12月期の純利益が9092万ドルと,1年前の2765万ドルから大幅に増えた。コストカットと資産売却のお陰である。売上げは前年同期比11.5%減の6812万ドルなっており,アナリストの予測を上回ったものの,まだ本格的な回復とは言い難い。最大の収入源となっている新閔紙広告の売上高が同20%減と厳しい状況が続いているためか,増益にも関わらず当日(10日)の株価は約10%下落した。 *NYT(The New York Times Company) の2009年10-12月期/09年通年決算(単位:1000ドル) はっき
ライブドアが始めた新しいメディアというTech Waveでニューヨーク・タイムズの一部有料化が取り上げられている。 Tech Wave : ニューヨーク・タイムズ、いよいよ有料化へ。絶対失敗するだろうけど 「絶対失敗するだろう」という過激なタイトルになっているが何を持って失敗とするのだろう(ht @Lingualina)。それを定義しなければこの予想には意味がない。例えば、現在収益が上がっていなければ赤字が減るだけでも成功だろう。 また、一部有料化というなら、The Wall Street JournalもFinancial Timesも既に導入している。WSJもFTも一部有料化を続けており、これは一部有料モデルが少なくとも彼らにとっては全部無料モデルよりも利益になるということだろう。多くの新聞社が経営難で廃刊になる中でこれは成功といえる。同じことがNYTには当てはまらないとする根拠はなん
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