今季限りでの契約が切れ、退任が取りざたされている楽天・野村監督が試合後、球団を批判した。「裏でこそこそ、次の監督の動きがあるみたい。こんな大事な時にけったくそ悪い。頭にくる。楽天イーグルスは好きだけど、楽天球団は大嫌い」。2位を決め最初は機嫌良さそうに試合を振り返っていたが、そう言い放って、会見場を後にした。
プロ野球の「通説」は錯覚? 名大教授ら846試合分析2008年9月25日3時3分印刷ソーシャルブックマーク 「チャンスを逃すとピンチあり」「大量得点をした次の試合は打てない」。野球の世界でよく聞く話だ。こうした「通説」は本当なのか。名古屋大の加藤英明教授(金融経済学)らがプロ野球の試合を分析したところ、実際とはずれがあることが分かった。 加藤教授らは、05年の全公式戦846試合のデータから検証した。 たとえば、走者が二塁以上に進んだチャンスがあったのに得点できなかった場合、その球団が直後の守備回に失点する確率は26.4%(平均失点0.492点)だった。全体の平均(26.4%、0.495点)とはほとんど差がなかった。 全試合のうち、10点以上の大量点があったのは145試合だった。その球団は次の試合でも平均4.87点を取っていて、全試合の平均4.43点を上回っていた。 無死満塁の場合の得点確率
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