印刷 関連トピックス地震初水揚げされたサンマ=釧路港 国内のサンマ漁の第一陣となる北海道沖の小型船(10トン未満)流し網漁が8日解禁され、9日早朝に道東部の各漁港に初水揚げされた。拠点港の一つである釧路市の釧路港副港には、約60隻が入港。午前4時半ごろから、箱詰めされたサンマが次々と船から運び出された。 釧路市漁協の市場によると、この日の水揚げ量は30トンを超え、不漁だった昨年の10倍以上で型も大きめ。午前8時からの初競りでは1キロあたり1200〜1300円(昨年2千〜3600円)と、消費者にとってありがたい値がついた。市場関係者は「初日としては価格、量ともいい。この先に期待が持てる」と喜ぶ。 サンマ漁は今後、東日本大震災で被災した三陸沖から来る船も多い主力の棒受け網漁が解禁されていく。今回、出漁した全186隻のうち被災地から来たのは1隻。乗り込んだ宮城県気仙沼市の芳賀千鶴男さん(6
水揚げされたマダイ=16日午前5時54分、岩手県宮古市、葛谷晋吾撮影6月のマダイの動き 岩手と青森の太平洋沿岸の定置網で、マダイが異例の豊漁となっている。岩手・宮古では1日3.5トン揚がった日もあり、地元漁協は「こんな水揚げは初めて」と驚く。阪神大震災でも同様の現象が起きたというが、漁師や研究者は「理由はわからない」と首をかしげている。 16日朝5時半、宮古漁港に戻った漁船から、定置網に入ったマダイが大きな水槽に移された。赤と銀に輝く姿に、漁師や仲買人らは「こんな大物が宮古で揚がるなんてなかった」。4〜5キロの大物も揚がった。 三陸沿岸は津波で船や定置網が流され、岩手県宮古市周辺は定置網が全滅した。北隣の岩泉町小本沖で漁が再開され、1網しかけたところ、9日に2〜3キロと大ぶりのマダイが1.2トンとれた。10日は2トン、11日は3.5トンが揚がり、宮古漁協の坂下尚司・販売課長代理は「こ
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