深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。 さて、今宵のご紹介は予告通り、長年、というか一番最初に買ったライカレンズにも関わらず、シネヘリゴンをはじめとする改造レンズを使いこなすまではネームバリューに怖気づいて、ずっと防湿庫の肥やしとなっていて、使い出してからも、他のレンズに先を越され、これまで一回も秘宝館コレクションとして紹介されることのなかった悲劇のエース、1979年登場の二代目、4群6枚プラナータイプのSummicron50mmf2Mのご紹介です。 まぁ、ぶっちゃけ、このレンズの諸元や由来なんざつらつら書いても手間掛かって、読者各位も退屈してしまうだけなので、早速実写結果いってみましょう。 場所