自民党の外交関係の合同会議が開かれ、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が中国の「抗日戦争勝利70年」を記念する軍事パレードに出席したことについて、「国連は中立的であるべきだ」などとして批判が相次ぎました。 これについて、3日に開かれた自民党の外交関係の合同会議で、党の外交・経済連携本部長の衛藤元衆議院副議長は「軍事パレードに国連の事務総長が出席するのはいかがなものか。国連の事務総長は、国際社会の連帯と融和と発展のための存在であり、大変残念だ」と述べました。このほか、出席者からは、「国連は中立的な立場であるべきだ」という指摘や、「事務総長の今回の対応に対し、きちんと抗議すべきだ」という意見が出され、批判が相次ぎました。 また、会議では、党として抗議文を作成し、国連に送付することを決めました。