仮想通貨を獲得する「採掘(マイニング)」のため、他人のパソコン(PC)を無断で作動させるプログラムをウェブサイト上に保管したなどとして、不正指令電磁的記録保管の罪に問われたウェブデザイナーの男性(31)=東京都武蔵野市=の公判が18日、横浜地裁(本間敏広裁判長)であった。検察側は「閲覧者は一方的に負担を強いられ、社会的に許容されていないのは明らか」として、罰金10万円を求刑した。判決は3月27日に言い渡される。 起訴状などによると、男性は2017年10~11月、自身が運営するウェブサイトに仮想通貨「モネロ」をマイニングするためのサービス「コインハイブ」のプログラムを仕込み、無断で閲覧者のPCにマイニングをさせ、報酬を得ようとしたとされる。 検察側は論告で「勝手にマイニングをさせられても構わないという社会的合意はなかった」と指摘した。 一方の弁護側は、多くのプログラムは閲覧者に無断で実行され
コインチェックは3月8日、仮想通貨流出問題について会見で今後の対応を発表した(写真:ロイター/アフロ) コインチェックは3月8日、同社からのNEMの流出について発生原因の調査結果を発表した。発表によると従業員の端末がマルウェアに感染し、遠隔操作ツールによってNEMのサーバー上で通信傍受を行い、NEMの秘密鍵を窃取した上で、窃取した秘密鍵を利用して外部の不審通信先にNEMを不正送金したという。調査結果の詳細をレビューしないことには分からないことも多いが、どうにも釈然としない疑問点が残る。 なぜ端末がマルウェアに感染しただけで本番システムに入れたのかまず従業員の端末がマルウェア感染したとして、なぜ本番システムに侵入できたのだろうか。コインチェックのシステムはAmazon Web Serviceを利用しているが、AWSではシステム管理者権限を持つユーザーについて、多要素認証を使うことが推奨されて
2度のインシデントが示す安全なシステムへの理解不足勤勉な国民性を持ち、システムの運用を行わせれば確実に仕事をこなすことで世界的にも知られている日本において、Mt. Gox事件に続く、2回目の取引所における大きなインシデントが発生した。筆者は、以前より、日経IT Proの連載「ブロックチェーンは本当に世界を変えるのか」(大幅加筆をして書籍『ブロックチェーン技術の未解決問題』として出版)において、ブロックチェーンを用いたシステムにおけるセキュリティ確保の難しさを解説し、スタンフォード大学で行われたブロックチェーンのセキュリティに関するトップの会議であるBlockchain Protocol Analysis and Security Engineering 2017 (BPASE 2017)、IEEE Security & Pricvacy on the Blockhcain(IEEE S&B
ビットコイン対米ドルの取引量で世界一の仮想通貨取引所ビットフィネックス(本拠地・台湾)において、出金しにくい状態が続いていることがわかった。同社が運営していると噂される仮想通貨ティーザー(Tether)をめぐる問題が関連している可能性があり、2014年に破綻した「Mt.Gox」の二の舞になるのではという声があがっている。 ティーザーは米ドルなどの法定通貨に連動しており、ティーザー社によって管理される法定通貨の準備金に裏打ちされていることになっている。 ところがあるユーザーが指摘するように、同社規約には「ユーザーは、ティーザーを現金に変換するための契約上または法的な根拠を有さない」とあり、懸念が広がっている。 Before anyone else tells me Tethers are real money, let me point you to Tethers own fucking
Griff Green氏はthe DAOを設立したSlock.itのスポークスマンである。今回、Green氏は我々コインテレグラフの取材に対して、Green氏がプール・オペレーターのディスカッションに関与していて、その中での論調は”かなりソフトフォーク支持の色が強い”と語ったのだ。 しかし、Green氏はプール・オペレーターたちが公式にフォーク支援を発表するかどうか疑っている様子だ。 Daoattackerと交渉はするのかという質問に対して、彼は以下のように答えている― 「ハードフォークによって全てのイーサーを奪われた人々の元へと還元することが出来るわけですから、彼らと個人的には話し合いの機会を設けてはいません」 彼はさらに、”ソフトフォークは安易であるという全体的なコンセンサスがイーサリアムのコミュニティに存在していると思います”と述べ、”イーサリアムコミュニティは一致団結してこれを実現
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 自律分散型投資ファンド「The DAO」が取引基盤とするイーサリアムベースのブロックチェーンがハッキングを受け、日本時間6月17日午後にThe DAOのアカウントから仮想通貨イーサリアム(ETH)が流出した。一時、The DAOが50%以上暴落、ETHも連動して下落するなど混乱したが、17日24時現在、Slock.it(The DAOの発案元)やThe Ethereum Foundation(ETHの運営元)の対応により、事態は概ね収束したようだ。 The DAOは、ブロックチェーンを使って、ファンドマネージャーなしに投資先の選定、配当の分配を行う非中央集権型の投資ファンドだ。クラウドファンディングで150億円規模の資金を調達し、5月に
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