2018年5月25日より、EU一般データ保護規則(General Data Protection Reguration: GDPR)が欧州で適用されます。欧州議会が以前に制定し各国で法制化が進んでいるデータ保護指令(Directive 95/46/EC)を置き換える統合的な規則で、従前と比べて厳しい罰則、対応する国内法を採決する必要がない、EU外へのビジネス上の影響が大きい、など、EUの単一デジタル市場戦略のマイルストーンとなるイベントです。(単一デジタル市場についてはこちら) 一言にデータ保護と言ってもカバー範囲によって目的と手段が分化されます。 個人情報の保護に関するもの データの保存、保護、監査に関するもの 商習慣や各国の政策に基づいて適者生存に結びつくもの 特にリーガル部門をもつ大手コンサルティング会社によって上記を峻別せずにGDPR対応をうたった恐怖マーケティングが盛んに展開され
クラウドが備えるスケーラビリティやアベイラビリティ、そして膨大な処理能力を実現する技術として、MapReduceやキーバリュー型データベースが注目を浴びています。「リレーショナルデータベースはもう古い」という人さえいるほどです。 ところが、そんな話題の新テクノロジーに背を向けて、既存技術であるリレーショナルデータベースを核にしつつクラウドを構築し、絶大なスケーラビリティと信頼性を実現している企業があります。セールスフォース・ドットコムです。 彼らはMapReduceもキーバリュー型データベースも使わずに、どうやってスケーラビリティや信頼性を備えたクラウドを実現しているのでしょうか? 同社が公開している情報はそれほど多くないのですが、それらをつなぎ合わせて見えてきたいくつかの技術的な仕組みを、何回かに分けて紹介したいと思います。 Salesforceはどれほどスケーラブルか 同社のクラウドが
クックパッドの新規サービスKomercoを設計した@1amageekです。 クックパッドの新規サービスKomercoはTechConfでも発表した通り全てサーバーレスで開発されています。サーバーレスの利点や開発におけるメリットはこの資料に説明しているので、今日はFirestoreについて深く説明したいと思います。また、Firestoreのざっくりした説明に関してはこちらをご覧下さい。 Cloud Firestoreは進化したFirebase Realtime Database Firebase RTDB + GCP datastore = Firestoreについて第一印象 FirestoreはSpannerと同じテクノロジー構築されている FirestoreはSpannerと同じテクノロジー構築されています。つまりSpannerの特性を理解することでFirestoreのコアを知ることが可
Pivotalは2017年12月、Pivotal Cloud Foundry 2.0(以下、PCF 2.0)を発表、これを日本法人のPivotal Japanが2018年3月に国内発表した。最大の目玉は、新製品としてKubernetes環境を提供することにある。 これについて、2018年1月に来日したPivotalの製品担当シニアバイスプレジデントであるスコット・ヤラ氏は、筆者に次のように話した。 「これは、『Cloud Foundryが勝つか、Kubernetesが勝つか』という問題ではない。Cloud Foundryが適している用途では、Cloud Foundryが開発者および運用者の生産性を最も高められる存在だ。だが、Cloud Foundryで全ての用途をカバーできるわけではない。だから選択肢としてKubernetesを提供する。PCFには今後、サーバレスコンピューティング(Fun
楽天カードのシステム障害については既報のとおりである。 これはこれで収束に向かいつつあるが、気になることがある。楽天カードのことを調べると大量にオラクルのコマーシャル記事が出てくることである。 「会員に長期に渡って安心・安全な利用環境を提供したい」 楽天カードがクラウド基盤にオラクルを選んだ理由 - ITmedia NEWS 楽天カード株式会社 Oracle Cloud at Customerの導入でビジネスのスピードアップと急成長を盤石なものに | Oracle 日本 メインフレームから全面移行--楽天カードのクレジットカード業務 - ZDNet Japan クレジットカード業務の基幹システムを全面刷新、Oracle Cloud at Customerを採用(楽天カード/日本オラクル) « ペイメントナビ - カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト 楽
"Foul!" cry the purists. "That's not legitimate 'cloud' revenue—that's faux-cloud cloud-washing non-cloud!" Yes, without ever knowing just what IBM's customers were doing and were getting in return for that whopping $7.0 billion in cloud revenue, the cloud intelligentsia were fully prepared to lock their blinders on tight and deny any possibility that the extraordinarily quick and deep uptake of
Oracle, SAP and Google combined for more than $13 billion in cloud revenue in 2017, but I can't be more precise than that because while Oracle came in at $5.6 billion (for the 12 months ending Nov. 30) and SAP at $4.7 billion, Google didn't release a specific full-year revenue figure for its cloud business. Some analysts are pegging the full-year number at around $3 billion. So let's take a look a
TL;DR; Amazon AuroraはIn-Memory DBでもなくDisk-Oriented DBでもなく、In-KVS DBとでも呼ぶべき新地平に立っている。 その斬新さたるやマスターのメインメモリはキャッシュでありながらWrite-BackでもなくWrite-Throughでもないという驚天動地。 ついでに従来のチェックポイント処理も不要になったのでスループットも向上した。 詳細が気になる人はこの記事をチェキ! Amazon AuroraはAWSの中で利用可能なマネージド(=運用をAWSが面倒見てくれる)なデータベースサービス。 ユーザーからはただのMySQL、もしくはPostgreSQLとして扱う事ができるのでそれらに依存する既存のアプリケーション資産をそのまま利用する事ができて、落ちたら再起動したりセキュリティパッチをダウンタイムなしで(!?)適用したりなどなどセールストー
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