ブロックチェーンは、技術としても未来像としても残念なものである2018/04/06 3ヶ月前、英語圏でバズったとある仮想通貨の記事を連続ツイートで翻訳し、何万人もの方に読んでいただきました。 翻訳ツイートをまとめた記事: 「誰もブロックチェーンを有効活用できていない」「仮想通貨のまともな使い道は通貨投機と違法取引だけ」仮想通貨ブロガー@reinabb3さんによる翻訳はこちら続編の翻訳今朝、原文の著者・Kai Stinchcombe氏から「記事の続編を書いた」と連絡が来たので、許可を得て全文翻訳しました。 題名は "Blockchain is not only crappy technology but a bad vision for the future"。 日本語にすると 「ブロックチェーンは、技術としても未来像としても残念なものである」になります。以下拙訳です。原文のリンクはこちら。
この記事は公式ブログの記事である「Why Blockchain Alone Can’t Fix Facebook」を翻訳したものです。 Facebookのような中央集権的な組織は、私たちのデータと社会を脅かします。どうすれば真の解決策を生み出せるのでしょうか? Facebookはもうダメです もう長いこと私たちはこのことを知ってます。Cambridge Analytica事件のニュースが明らかになる前からずっと、ユーザーのデータが悪用され脅かされていることは知ってます。Facebookがプライベートなデータを収集して、価値を個人から組織に写していることを知ってます。 販売者に不当に自分のデータを渡されていることを知ってます。彼らがいくつかの法律を破ったことを知ってます。 しかし、こういった状況にどう対処すればいいのか誰もわかってません。Facebookを使うのをやめようという呼びかけは、ユ
コインチェックは3月8日、仮想通貨流出問題について会見で今後の対応を発表した(写真:ロイター/アフロ) コインチェックは3月8日、同社からのNEMの流出について発生原因の調査結果を発表した。発表によると従業員の端末がマルウェアに感染し、遠隔操作ツールによってNEMのサーバー上で通信傍受を行い、NEMの秘密鍵を窃取した上で、窃取した秘密鍵を利用して外部の不審通信先にNEMを不正送金したという。調査結果の詳細をレビューしないことには分からないことも多いが、どうにも釈然としない疑問点が残る。 なぜ端末がマルウェアに感染しただけで本番システムに入れたのかまず従業員の端末がマルウェア感染したとして、なぜ本番システムに侵入できたのだろうか。コインチェックのシステムはAmazon Web Serviceを利用しているが、AWSではシステム管理者権限を持つユーザーについて、多要素認証を使うことが推奨されて
2度のインシデントが示す安全なシステムへの理解不足勤勉な国民性を持ち、システムの運用を行わせれば確実に仕事をこなすことで世界的にも知られている日本において、Mt. Gox事件に続く、2回目の取引所における大きなインシデントが発生した。筆者は、以前より、日経IT Proの連載「ブロックチェーンは本当に世界を変えるのか」(大幅加筆をして書籍『ブロックチェーン技術の未解決問題』として出版)において、ブロックチェーンを用いたシステムにおけるセキュリティ確保の難しさを解説し、スタンフォード大学で行われたブロックチェーンのセキュリティに関するトップの会議であるBlockchain Protocol Analysis and Security Engineering 2017 (BPASE 2017)、IEEE Security & Pricvacy on the Blockhcain(IEEE S&B
運営者情報本サイトは、日本最大級暗号資産取引所・販売所「ビットバンク」が運営する、ビットコイン(Bitcoin)、ブロックチェーン、暗号資産(仮想通貨)に関する知識、世界中の最新のトピックス、最先端の技術、プロジェクト、規制、相場など、暗号資産投資のヒントになるお役立ち情報を発信するメディアです。 金融庁のホームページに記載された暗号資産交換業者が取り扱う暗号資産(仮想通貨)は、当該暗号資産交換業者の説明に基づき、 資金決済法上の定義に該当することを確認したものにすぎません。 金融庁・財務局が、これらの暗号資産(仮想通貨)の価値を保証したり、推奨するものではありません。 暗号資産(仮想通貨)は、必ずしも裏付けとなる資産を持つものではありません。暗号資産(仮想通貨)の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。 <暗号資産(仮想通貨)を利用する際の注意点>暗号資産(仮想通貨)は、日本円や
どうやらEthereumはハードフォーク(Hard fork)することでコミュニティーの意見がまとまったようですね。 www.cryptocoinsnews.com ハードフォーク賛成が圧倒的大多数で、詳細は現在進行形でコア開発者などにより議論されていると思いますが、このままハードフォークをしてThe DAOから流出したEtherを取り戻し、投資家に戻すというのがおおまかな方向性となります。 自分は事件直後からThe DAO救済のEthereumハードフォークには反対してますが、なぜEthereumコミュニティーは賛成大多数で、ハードフォークが望ましいと思っているのでしょうか?以下の記事がEthereum内の大多数の意見のまとめのようになっているので、ハードフォーク賛成派の「なぜEthereumはハードフォークするべきか」の考えも紹介します。 blog.colony.io 1.訴訟や罰則な
Griff Green氏はthe DAOを設立したSlock.itのスポークスマンである。今回、Green氏は我々コインテレグラフの取材に対して、Green氏がプール・オペレーターのディスカッションに関与していて、その中での論調は”かなりソフトフォーク支持の色が強い”と語ったのだ。 しかし、Green氏はプール・オペレーターたちが公式にフォーク支援を発表するかどうか疑っている様子だ。 Daoattackerと交渉はするのかという質問に対して、彼は以下のように答えている― 「ハードフォークによって全てのイーサーを奪われた人々の元へと還元することが出来るわけですから、彼らと個人的には話し合いの機会を設けてはいません」 彼はさらに、”ソフトフォークは安易であるという全体的なコンセンサスがイーサリアムのコミュニティに存在していると思います”と述べ、”イーサリアムコミュニティは一致団結してこれを実現
今回のThe DAO事件に関する日本語の記事がメインストリームメディアでも出てきました。 headlines.yahoo.co.jp ただし、その内容があまりにもひどいというか間違いばかりで、それを訂正する記事をコンセンサスベースの志茂さんが書いています。 blocktech.hateblo.jp ただし、この記事に自分は突っ込みたいのですが、ここまでざっくりした説明読んでもこれじゃマスコミの人わかりませんよ、志茂さん!笑 というわけで、軽めのノリでYahooの元記事と上記の訂正記事を訂正、というか補足します。(全て便乗してアクセス稼ぎのためです笑)そして自分の記事をさらに訂正する人が出てきて・・・、という展開もありかも笑 まず、理解するのに必要な基礎知識 Ethereum: 新しいスマートコントラクトや分散型アプリケーションのためのプラットフォーム。これだけでは意味がわからないでしょうが
The DAOの事件を知ったのは、昨日子供を病院に連れて行っている時であった。あっという間にDAOの価格は、1/3になりパニックが起きた。 第二のMt.Gox事件がおきたか? 結局、いったん落ち着いたものの、この問題は、更に深い問題をイーサリアムに突きつけた。 まず、事の経緯を簡単に振り返ろう。 昨日、夕方頃、突然THE DAO上で不可思議なトランザクションが多発し、ETHが移動されていることが確認された。 その数、3.6百万ETH。これによってETHの価格も暴落したので、円に換算することはあまり意味が無いが、事件直前の17.50ドルの価値で、換算すると、65億円もの巨額なものになる。 この大量のETHは、THE DAOのコントラクトから、スプリット(分割)されて、子供のDAOに移された。THE DAOでは、スプリットとう機能があり、DAOの運営に賛成ではない時、自分で自分の資金を離脱させ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 自律分散型投資ファンド「The DAO」が取引基盤とするイーサリアムベースのブロックチェーンがハッキングを受け、日本時間6月17日午後にThe DAOのアカウントから仮想通貨イーサリアム(ETH)が流出した。一時、The DAOが50%以上暴落、ETHも連動して下落するなど混乱したが、17日24時現在、Slock.it(The DAOの発案元)やThe Ethereum Foundation(ETHの運営元)の対応により、事態は概ね収束したようだ。 The DAOは、ブロックチェーンを使って、ファンドマネージャーなしに投資先の選定、配当の分配を行う非中央集権型の投資ファンドだ。クラウドファンディングで150億円規模の資金を調達し、5月に
※速報的な記事で調べ切れてない部分もあるので内容の間違いはご容赦ください。 The DAOの解説記事については、正直個人的にあまり興味がなかったので先延ばしにし続けてましたが、記事を書く前に大事件が起きてしまったようです。今日17日の昼過ぎ頃にThe DAOのコントラクトへの不正な攻撃が行われ、総資産の30%にあたる350万ETH以上が引き出されました。 攻撃の概要 現在は事件が起きたばかりでありよくわからないところもあるので、詳細は以下の記事を引用しておくにとどめます。 TheDAOが暴落、崩壊の危機に イーサリアムも道連れに(更新あり) | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース 一言で言えば、現在稼働しているDAOの「子DAO」を新しく作成しその「子DAO」にETHが移されたというかたちになります。新しくDAOを作成した際には27日間はコントラクト内のETHの移動は一
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