A journalist investigating the deaths of Russian mercenaries in Syria has died after falling out of the window of his fifth-floor apartment last week. Maxim Borodin, 32, went into a coma after falling out of the building last Thursday and died from his injuries on Sunday. Authorities in the city of Yekaterinburg launched a pre-investigation probe, saying they are treating Borodin’s death as an acc
問題解決への展望を欠く無責任な武力行使である。長い内戦の混迷を、大国の軽率な行動でさらに悪化させかねない。 米軍が英仏と共同でシリアを攻撃した。トランプ大統領は演説で、シリア軍が化学兵器を使ったと断じ、今後の使用を抑止するためだ、と主張した。 確かに化学兵器の使用は、許されない犯罪である。しかし、米英仏はその証拠を示すことなく、国連安保理の同意もないまま攻撃に踏み切った。国際法上、正当性に疑義がある。 そもそもこの行動には、シリアの戦乱を収めるための外交戦略が伴っていない。特定の兵器に絞った単発的な「懲罰」であり、流血の停止と秩序の回復という本来の目標が見えない。 トランプ政権は1年前にも、化学兵器を理由に空爆した。しかし、事態は何も改善しないまま内戦がつづき、国民の犠牲は増え続けた。 今回の攻撃規模は昨年の2倍というが、これでアサド政権が戦闘を終えることはあるまい。むしろ、後ろ盾であるロ
シリア国内でアサド政権側が化学兵器を使用した疑惑をめぐり、トランプ米政権が英仏と協力してシリアへの軍事攻撃の構えを見せる中、各国ではこれに反対する動きも強まっています。 英労働党のコービン党首は11日、シリア攻撃は「紛争激化を招き、シリアにおける米ロ間の熱い戦争につながるような爆撃は望まない」と述べ、議会での承認なしに武力行使をしようとするメイ首相の姿勢を厳しく批判しました。 米国では民主党のサンダース上院議員が11日、「大統領にはシリアで戦争を拡大する法的権限はない」と指摘。イラクなどでの米軍の関与による人的犠牲や巨額の戦費負担の問題を挙げ、議会での承認を得るべきだと強く主張しました。 フランスでは11日、フランス平和運動が、シリア攻撃に反対し、国連決議に基づく政治解決を主張する声明を発表しました。
内戦の続くシリアに必要なのは、流血を止め、和平を導く国際社会の真剣で息の長い関与である。短絡的な軍事力の行使に走ってはならない。 米トランプ政権が、シリアのアサド政権に対し武力攻撃する構えを見せている。化学兵器により多数の市民を殺した、というのが理由である。 非人道的な化学兵器は国際条約で禁じられている。もし使われたとすれば断じて容認できない。だが、事実関係ははっきりしない。アサド政権と後ろ盾のロシアは否定している。 米政府は英仏などと共に行動したい意向だが、まだ国際機関による調査と国連安保理の論議が尽くされたわけではない。 このまま攻撃に踏み切れば、国際法上の正当性が疑われるだけでなく、事態をいっそう混迷させるおそれが強い。米ロ両国の対立激化は、シリア問題の解決を遠のかせるだけだ。 この問題を話しあった安保理で米政府は「正義を求める」と強調した。ならば、国連事務総長が「この世の地獄」と訴
シリア政府軍の空爆を受けて白煙が上がるシリア首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマ=ボランティア組織・シリア民間防衛隊「ホワイトヘルメッツ」撮影の画像から2018年4月7日、AP 【カイロ篠田航一、モスクワ大前仁】内戦が続くシリアの首都ダマスカス近郊・東グータ地区ドゥーマで7日に起きた化学兵器使用疑惑を受け、トランプ米政権はアサド政権への報復攻撃の準備を進めている。これに対し、アサド政権を支えるロシアやイランは反発しており、仮に米国が攻撃に踏み切った場合、内戦終結に向けた国際社会の和平仲介の試みはさらに遠のく可能性があり、混迷は一層深まりそうだ。 「犯罪がこのまま放置されることはない」。イラン最高指導者ハメネイ師の最高顧問ベラヤティ氏は10日、こう怒りを表明した。「犯罪」とは化学兵器使用ではなく、シリア中部ホムス県でアサド政権軍兵士やイラン人の軍事顧問ら14人が死亡したイスラエル軍機によ
8日、シリア・東グータ地区ドゥーマでの化学兵器によるとみられる攻撃後、手当てを受ける子供=ゲッティ・共同 【カイロ=奥田哲平】シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマで起きた化学兵器使用の疑いがある攻撃をめぐり、地元住民が本紙の電話取材に「たる爆弾が投下され、有毒ガスが発生したのは間違いない。人々は口から泡を吹き、目を開いたまま亡くなっていた」と証言した。しかし、関与を否定するアサド政権やロシアが同地区をほぼ奪還しており、真相究明が難航するのは必至だ。 現場に駆け付けた活動家アブハンマンさん(22)は「地下室から逃げ出した人たちが階段で力尽きていた」と振り返る。政権軍の包囲攻撃を受け続けた東グータでは、住民の多くが地下施設で避難生活を送る。「国際社会への希望は消えた。いくら証拠があっても攻撃を止められない」と嘆く。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの集計によると、シリアでは
2024年5月2日(木) ◆日本の北極域研究船「みらいⅡ」の建造中の様子が先日初公開された 北極海に面するロシアなどは昔から多数の砕氷船を持っていますが、ここ数年、中国やイギリスなど多くの国が北極海の探査を行える新たな船を建造しています。 きっかけは急速に進む気候変動で、北極海の氷が溶けてきたことです。北極圏は気温の上昇が世界平均のさらに2~3倍もの速さで進んでいる文字通りホットな場所で、世界や日本の異常気象の解明のためにも研究が欠かせないとされます。2026年年竣工予定の「みらいⅡ」は、厚さ1.2mの氷の海を航行できる砕氷能力に加えドローンや無人潜水機なども駆使してデータを集めます。 ...記事を見る 2024年5月1日(水) ロシアのプーチン政権は、戦争反対を公言する国民的歌手を「外国の代理人」事実上“外国のスパイ“に指定する動きを見せています。石川専門解説委員です。 Q 外国の代理人
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