【ワシントン高本耕太】スタッフの「退任ドミノ現象」が続く米ホワイトハウスで、トランプ政権に関する「ポジティブニュース(肯定的・好意的な報道)」の収集を担当していた職員が辞任していたと米メデイアが報じた。広報チーム(即応担当)のアンドリュー・ヘミング氏で、集めた記事やニュース要旨を、世論形成に影響力を持つ有力記者や評論家ら1000人超にメールで配信するのが主な業務だったという。 政治メディア・ポリティコなどが伝えた。ヘミング氏は共和党全国委員会勤務などを経て政権入り。日々の新聞、ニュース番組、ツイッターのチェックが担当だった。今月21日に辞任したという。