先日、ほんのちょっとだけTwitteで話にあがって気になった2つの語「活版印刷」と「凸版印刷」。 そもそも、「活版印刷」=「強印圧凹み」という勘違いがあって、その勘違いを正す意味で、活字を使うのを「活版印刷」、強印圧凹みの方(樹脂凸版や金属凸版などを用いる)を「凸版印刷」とに区別しようという話。 で、このように区別して呼べばよいのかどうか、否、そもそも2つの語の違いは如何なるものか、そして各々の語の定義は如何なるものか、以下に調べた結果を書いてみる。 活版印刷文字の印刷を主とする凸版式印刷の一種。本来は活字を組んで組版を整え、これを印刷する技術であったが、鉛版・電鋳版・樹脂凸版など各種の複製版が発明されてからは、これらの諸版による印刷をもすべて含むようになった。活版印刷は最も利用範囲の広い文字の印刷を主にとし、長い間書籍・新聞・雑誌などが活版印刷によって生産されてきた。 (社団法人日本印刷