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ブックマーク / kaigan.yaginoki.com (4)

  • 「活版工房雑貨店vol.3」に参加しています。 | 海岸印刷日誌

    今年最初のお知らせです。 高円寺の「ギャラリーショップノラや」さんで行われている、 活版工房雑貨店vol.3という企画に参加しています。 活版印刷のステーショナリーやコースターといった活版周りの雑貨を展示・販売しています。 メモ帳やポストカード、ポチ袋など、かわいくて使いやすいものばかりですよ。 製家の内田由紀子さんもゲストで参加されています。 なんと…「夜灯集」を革装で綴じて下さいました! どーん。 もう、革の質感といい、どっしりとしつつ温かい雰囲気といい、 素晴らしいの一言なのです。作者の片割れとして、もじもじするような美しさ。 「夜灯集」を作っているとき、まさか将来こんなに立派な姿に姿を変えるとは思いませんでした。 作者冥利につきるとは、まさしくこのことを言うのでしょう。 内田さん、ありがとうございました! 内田さんの詳しいご活動はこちらでどうぞ↓ 紅綴堂 期間中、ノラやさんでこの

    「活版工房雑貨店vol.3」に参加しています。 | 海岸印刷日誌
    FeZn
    FeZn 2009/02/19
  • 近況 | 海岸印刷日誌

    3月には「活字を知る勉強会」があった。 種字の地金彫り名人・清水金之助氏の実演をメインとした会で、 私も資料作りなどに関して部分的にお手伝いさせていただいた。 (種字とは母型を作るための型。活字は母型から鋳造する) たとえばチラシ用に、写真を撮ったりした。 こんなふうに…。 資料作りの関係で、昔買ったマクロレンズが大活躍だった。 しかしどうしてマクロレンズなんて持っていたのだろう、 ネイチャーフォトでも志していたのだろうか、まったくの謎。 実演会は沢山の方が来ていて、私自身大変勉強になった。 詳細はまたアップする予定。 私に関して言えば、地金彫りを目の当たりにして母型について勉強してから、 文字に対する認識がかなり変わったと思う。 たとえば、母型の製造に手彫りの種字が使われなくなっていったのは昭和30年(1955) ぐらいからとされていて、ということは逆に、それまで活字は全て手彫りの種字か

    近況 | 海岸印刷日誌
    FeZn
    FeZn 2008/05/22
  • 海岸印刷日誌

    9月23日、24日に開かれる第1回かまくらブックフェスタに「山羊の木」として石川美南と参加します(イベントは2日間ですが、山羊の木関連の販売は23日のみ)。 第1回かまくらブックフェスタののテーマは「鎌倉、ことば、活版印刷」! 昔からとなじみの深い街〈鎌倉〉で、〈ことば〉を大切にし、文字や造にこだわったをてがける出版社(者)や書店などが集まり、その作品と活動を紹介します。またを作るうえで大切な文字と印刷について知るために、〈活版印刷〉の魅力を伝えます。 (鎌倉ブックフェスタブログより) …とのことです。 ふるえるほど魅力的なイベントに呼んでいただき、わくわくしています。 新作『机上の灯台』ほか、『漂流の記憶』、『星の栞』、石川美南の新歌集『裏島』『離れ島』等の販売を予定しています(23日のみ)。 また、石川と「短歌と写真と活版印刷」というトークイベントに出ます。 今まで「山羊の木」

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  • 活字地金彫刻 | 海岸印刷日誌

    先月、活字地金彫刻の実演見学会に参加した。 詳細は↓(長いです)。 写真追加しました。(7/17) 活字地金彫刻は合金の軸に直に文字を彫り込んで種字を作る技術のこと。 活字の元となる型が母型で、その母型の元となるのが種字。まさしく活字の元の元。 母型。 実演をして下さったのは清水金之助さん。 清水さんは修行後、自ら設立された地金彫刻工房で1960年代初め頃まで 活字地金彫刻を行っていた。 種字の軸は活字とは金属の配合率が異なる。 後の行程のために、表面は光沢のある滑面であることが何よりも重要。 そのため字面には手を触れてもならない。息を呑むような美しさ。 清水さんは水平垂直の中心線を引いただけで、あとは迷いもなく 左右逆の字を彫刻刀で彫り込んでいく。下書きも要らない。 粗彫りが終わったところ。この後荒く削った所を深く彫り込んでいく。 右上の部分を彫り込んだところ。余白を掘り下げる作業は弟子

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