フォントワークスの新書体情報2008-10-01を見たら、すごいのが出てましたね。何がって「筑紫A丸ゴシック-B」「筑紫B丸ゴシック-B」。 ↑これ、明らかに写研の「中丸ゴシック体(MR)」を意識してますよね。(以下、画像は『デイブレイク書体見本帳』より) ここ十数年の雑誌デザインのスタンダードになっている「中ゴシックBBB」の丸ゴシ版と思うとやや理解が早い。これの太いウェイトの「石井太丸ゴシック体(BR)」は写研の書体の中でも一、二を争う人気書体なのではと思います。クセがないことがクセになる。 んで、あとはモリサワの「見出丸ゴシックMBD31」と「見出丸ゴシックMBD101」さえデジタル化されれば、写植時代の丸ゴシック系はもういらんかな。(しかしある人がモリサワに問い合わせたら「じゅんがあるからいいじゃないですか?」と言われたそうなので期待はできない) 筑紫Bのほうはやや「丸明オールド」