意味不明な名前がついている当ブログですが、ブログ名にちなんで?今回はトンボについて書きたいと思います。 DTPを職業にしている方でもIllustratorでの「正しいトンボのつけ方」を知っている方は意外に少数派のようです。私がある印刷会社の出力業務を請け負っていた頃、Illustratorでの入稿で正しいトンボがついたものは全体の2、3割程度しかありませんでした。 「オブジェクト→トンボ→作成じゃなくて、フィルタ→クリエイト→トリムマークで作るんだろ、そのぐらい知ってるよ!」と思った方、それだけではないですから注意してください。8割近くの方が間違えていたという点はそこではなく、トンボを作成するもとのオブジェクトの線幅の状態なのです。 正しいトンボの例 間違いの例 上が正しいトンボがついた例、下はありがちな間違いの例です。トンボを選択ツールで選択するとこの寸法になっています。幅(W)と高さ(