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ブックマーク / yamamomo-2.hatenadiary.org (4)

  • 常用漢字表という名称 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-10-23 當山日出夫 いまのところ、報道のサイトなどによると、名称は、「常用漢字表」を踏襲するとのこと。まあ、「目安」としての基が変わらないということを、より強く印象づける、あるいは、別の名称を選択したときの混乱を回避する、というあたりが落としどころかと、推察する。 ならば、なぜ、字種を増やす必要があるのか・・・という、根源的なところの問いかけに戻るような気がしてならない。旧(現行)常用漢字表であっても、必要に応じて、表外字の使用は認められていたのだし、現に使ってもいる。 それにしても、「毀損」は書けても「瑕疵」は書けない……まあ、一般的には、「名誉毀損」の使用例が多いのだろうが。あるいは、「〜〜を毀損する」など。頻度がたかいといえばいえそうだけれど。 なお、やはり「礙」は無理であったか。 當山日出夫(とうやまひでお)

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  • 電子出版における文字:文字だけでは表現できない「なにか」 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/02/17 當山日出夫 もろさんのコメントに答えてということもあり、また、『内村鑑三全集』デジタル版について、両方にかかわること。 均一に並んだ文字(活字)だけによって、文章表現(言語の表記)がなりたつ、これは、今では当たり前のように思っている。しかし、言語の表記、全体の流れのなかで見れば、これもまた、一つの、「視覚的効果」をふくんでいる。 内村鑑三にかぎらず、明治期以降の活字組版の出版物については、おそらく二つの異なる方向性がある。 第一に、純粋に、活字を均一にならべること。これは、漢文であれば容易であり、表記においても、おこなわれてきた。例えば、唐代の宮廷写経、一行十七字で、均一に文字がならぶ。 しかし、これは、日語の漢字仮名(平仮名)のまざった文においては、難しい。もともと均一ではない「仮名」を、均一サイズの「漢字」と違和感なく、デザインして組版する。この方向での工夫と苦

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  • 電子出版における文字:〓(ゲタ)は良心的な処理か - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/02/18 當山日出夫 さて、2月15日の「電子出版における文字」の、直接のつづき。 いくつか問題点はあるのだが、その最大の課題の一つが、無い字をどうするか、ということ。 デジタル版『内村鑑三全集』データの作成の段階で、「今昔文字鏡」を使ったことは前にのべたとおり。(どのバージョンかは確認していない、おそらく、8万字TTF版、かと思うが。)フォントのライセンスの問題を、とりあえずおいておく。(これは、とても重要な問題であるが。) 問題は、 ・「見える字」と「検索できる字」のくいちがい。 ・もし、字が化けてしまったり、完全に抜け落ちてしまったりしたら、どうしようもない。 結論から言った方がはやい。私はこう考える。0213(04)でも含まれないような字を、はたして、検索するだろうか? また、単漢字単位で、すべての漢字が見えている必要があるのだろうか? 私は、一部の文字は「ゲタ(〓)」

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  • 電子出版における文字 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/02/15 當山日出夫 「やまもも書斎記」の方に、あれこれと書いた。それを、ここの場で、ある程度のまとめをしておきたい。電子出版における文字とは、どうあるべきなのか、という点についてである。 とりあえず、念頭にあるのは『内村鑑三全集』のDVD版の刊行。経緯をまとめてみる。 すでにあるのは、 ・岩波書店の全40巻の全集を、忠実に一太郎で再現した文書データ(一太郎文書ファイル)。ルビ・柱、凡例から奥付にいたるまで、完璧にである。 これをどうするかというと、 ・PDFによって、DVD版内村鑑三全集として、世にだすこと。 ここで、考え方は、二つある。 1.紙の(書籍)の再刊が、現状では不可能であるので、電子出版にする。せざるをえない。やむをえない。 2.デジタルデータとしてあるならば、それに対する検索が可能になる。それを可能にした、新しい内村全集をつくる。デジタル環境での、内村鑑三研究

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