警視庁が実施した一斉補導で、捜査員から年齢などを確認されるJKビジネス店で働く少女ら=4月8日、都内で 今月、JR秋葉原駅に近い繁華街を歩くと、私服の少女らが寒さに震えながら、笑顔で男性客を誘っていた。以前は制服姿の少女らがあちこちにいたが、今はほとんど見かけない。声をかけてきた子が言う。「制服は着ない。条例で厳しくなっちゃったから」 七月一日、女子高校生の接客を売りにした「JKビジネス」を規制する都条例が施行された。客にマッサージをする「リフレ」、カラオケなどに出掛ける「散歩」といった五つのサービスを対象に、十八歳未満を働かせることを禁止した。