<「LGBTプライド月間中のW杯で輝けたことは素晴らしい」「くそったれホワイトハウスには行かない」ラピノーは分野を超えた新世代のヒーローだ> サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会でアメリカ代表の快進撃に貢献したのが、FWのミーガン・ラピノー。6月28日のフランス戦で2得点を挙げて準決勝進出を決めた後、「LGBT(性的少数者)プライド月間にこの成果を上げられたことは感無量?」と問われたラピノーはこう答えた。「ゲイ、万歳!」 続けて彼女は言った。「同性愛者なしのチームで優勝なんてできない。これまでだってずっとそう。これこそ科学。私にとって、同性愛者であることと、プライド月間中のW杯で輝けたことは素晴らしい」 ラピノーだけでなく、同性愛を公言する有名人は増えている。多くの業界で、カミングアウトでキャリアが閉ざされることは減り、むしろ知名度アップに貢献する例すら出てきた。 サッカー界はそ