【甘口辛口】恵まれない競技環境に光…自衛隊が女子ラグビーの虎の穴に！？■４月２４日 「女子ラガー育成」「目指せリオ 東京五輪 体校で初の集合訓練」。そんな勇ましい見出しで月刊紙『自衛隊スポーツ』（１７日付）が、再来年のリオ五輪から正式種目となる７人制ラグビーに挑む女性自衛官の、自衛隊体育学校でのトレーニング開始を報じた。その名も「女子ラグビー基幹要員集合訓練」で、初めての実施という。 参加者は各地の陸自から募った陸上、バスケットボール、サッカーなどの経験者１０人。ラグビー経験者はゼロだが、いずれも高い身体能力の持ち主とか。１０日から２週間の第１回目から午前中フィジカル、午後は技術、夜はウエートといきなり中身の濃い「訓練」が用意された。 ７人制では男子が先月の香港セブンズの結果、Ｗシリーズの来季のコアチーム昇格を決めるなど順調だ。しかし、女子は国内クラブなどの基盤が固まらず、社会人で続けられる場が極端に少ない。先日、立正大ラグビー部が熊谷市や地元企業と産官学連
