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漫画と書評に関するLouisのブックマーク (561)

  • たまらなく調子の悪い朝に「オレが私になるまで」を読んだ - 書きたい分だけ書くブログ

    調子の上がり下がりがある。 人は誰だってそうだと言われれば、そうなのだろうけれど、自分の停滞時期を引き受けられるのは自分だけなわけで。それを何とかかんとか乗り切るのは、毎度ながら非常に骨が折れる。 今朝、弘前の気温がグッと下がって、それなのに半袖短パンなパジャマなもんだから、体が肌寒い。布団の包容力が増して、冷たい冬の気配すら感じるのだから、体も心もびっくりして当然なのだろう。 胸の奥がぐーっと圧迫されるような、掴みどころのないモヤがかかっている。そこから目を背けるためにSNS漫画を見たりしたけど、漫画世界に没入した結果、モノクロな現実世界とのギャップが大きすぎて、ひぃひぃ言っておる。 淡々とこのモヤを享受できるほど強靭ではないので、何だかわからないが朝からブログを書いている。文字、文字、文字。文字に共感してもらおうと思って書いている。 朝から読んだ漫画は、SNSをする前から続きが気

    たまらなく調子の悪い朝に「オレが私になるまで」を読んだ - 書きたい分だけ書くブログ
    Louis
    Louis 2024/04/17
    「小学生の男の子が急に性別が変わって、すぐ元に戻れるのかと思いきや、そのまま女子として年を重ねていく風景を描いた漫画」
  • 『金色のガッシュ!!』が思ってたんと全然違った|ハチミツ

    連載終了から16年経って一から読んだわけですけど、読む前のイメージと違うところがたくさんありました。 読む前は 人間と人外の100組バトルロイヤルファンタジー 主従別離感動ドラマ×100詰め合わせパック ぐらいに思っていたのですが、全然甘かったですね。そこはまだ浅瀬だ。 今回は個人的に好きなペアを個別に取りあげて「金色のガッシュってこういう漫画だったんだ!?」を語ったり、そういうの関係なく「コイツら大好きすぎるんだが!?」を告白したりします。 よろしければどうぞ。 ※1000年前の魔物編まで読んだ時点での感想noteはこちら ガッシュ&清麿~こんなにも『王』に真摯だとは思わなかった~『金色のガッシュ!! 完全版(10)』P343私はガッシュの演説が好きだ。 世界もリィエンも見捨てないと叫んだガッシュが好きだ。 明日を怖がっていたティオに明日を約束したガッシュが好きだ。 王様になったガッシュ

    『金色のガッシュ!!』が思ってたんと全然違った|ハチミツ
  • 読者をも置き去りにして駆け抜けた平成の快男児—かざま鋭二『霧島嵐児』 | マンバ通信

    先日、かざま鋭二氏が死去というニュースがありました。氏の作品といえば、長期連載され未完に終わってしまった『風の大地』をはじめ、『Dr.タイフーン』などゴルフ漫画のイメージが強いことでしょう。あるいは『我ら九人の甲子園』や『セニョール・パ』などの野球漫画などを思い出すという方もいるかも知れません。 さて、これらの作品は基的にどれも原作者付きです。基的には作画のみを担当するタイプの漫画家なんですね。しかし、原作者クレジットのないオリジナル作品が0というわけではありません。そんな、数少ないかざま鋭二オリジナル作品の一つが、今回紹介する『霧島嵐児』。連載は14年の『週刊漫画ゴラク』で、単行は全3巻です。 作の主人公は、タイトルにもなっている霧島嵐児という青年。若いヤクザである彼は、白洲鷹道という兄貴分に心の底から惚れ込んでおり、彼のためなら命を投げ出してもいいと思っています。 『霧島嵐児』

    読者をも置き去りにして駆け抜けた平成の快男児—かざま鋭二『霧島嵐児』 | マンバ通信
    Louis
    Louis 2022/10/29
    懐かしい、ロフトプラスワンで開催された週刊漫画ゴラク創刊50周年記念イベントでこの『霧島嵐児』にかざま鋭二先生からサインを頂きました https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/25630
  • 『チ。─地球の運動について─』が命がけで肯定する「好奇心に蓋をしない」道。「QUEEN」ブライアン・メイもそれを行く - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    「知」と「血」と「地」を描く マンガ『チ。─地球の運動について─』(魚豊*読み=うおと/小学館)の舞台は15世紀ヨーロッパ。当時、異端思想とされていた地動説を命がけで証明しようとした人々を描いた物語だ。 『マンガ大賞2021』で第2位、「次にくるマンガ大賞2021コミックス部門』で第10位にランクインした話題作。2020年9月から『週刊ビックコミックスピリッツ』で連載が始まり、最新刊第5集が2021年9月30日に発売された。 タイトルの『チ。』には複数の意味が込められている。1つ目は知性の「知」。2目は、知性を抑え込もうとする暴力の歴史があったという意味の「血」。3つ目は地動説の「地」だ。 『チ。』で描かれた約600年前の人々は、地球の周りを太陽や他の星々が回ると考えていた(天動説)。そして、ヨーロッパ文化圏を支配するカトリック教会もこの説を後押しする。なぜなら神が創成した特別な星、地球が

    『チ。─地球の運動について─』が命がけで肯定する「好奇心に蓋をしない」道。「QUEEN」ブライアン・メイもそれを行く - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
    Louis
    Louis 2022/09/10
    「天文に詳しいライター・ツヤマユウスケがその魅力に迫ります」
  • 「最高だった…」 『制服ぬすまれた』『ベランダは難攻不落のラ・フランス』に絶賛の声 | ダ・ヴィンチWeb

    漫画家・衿沢世衣子が描く『ベランダは難攻不落のラ・フランス』が2018年10月6日(土)に発売。10月10日(水)には同作者が手掛けた短編集『制服ぬすまれた』も刊行され、「10月は衿沢さん祭りだな! もちろんどちらも購入済み」「両作品とも最高だった…」と歓喜の声が続出している。 『ベランダは難攻不落のラ・フランス』のタイトルは、短編3作品の題名を組み合わせたもの。『ベランダ』はマンションが舞台で、主人公の女性がベランダ沿いにやってくる女子小学生と交流する物語となっている。『難攻不落商店街』は再開発される商店街に、海外から帰国した青年・モスと幼馴染たちが再集合するストーリー。『ラ・フランス』では、音楽会に出演する姉と姉の秘密を知ってしまう妹が登場した。 また同作品には、『リトロリフレクター』『夕べの音楽』などの衿沢が商業誌で発表した作品も掲載されファンは大興奮。「短編集が一冊でこんなに読める

    「最高だった…」 『制服ぬすまれた』『ベランダは難攻不落のラ・フランス』に絶賛の声 | ダ・ヴィンチWeb
    Louis
    Louis 2022/08/07
    衿沢世衣子さん
  • 『さよなら絵梨 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+』へのコメント

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    『さよなら絵梨 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+』へのコメント
    Louis
    Louis 2022/04/11
    「人気コメント」がどれも自分の感想とは違ったものでびっくりした、みんなそんな見方してるの?
  • 朝子の野球日記

    Louis
    Louis 2022/01/17
    「女性らしいか弱さが強調されていた『野球狂の詩』の水原勇気と比べると、朝子は体格が良く足腰も強く、逞しい選手として描かれています」
  • 【書評】『映像研には手を出すな!』溢れた夢と世界の拮抗はどう描かれるのか

    書評】『映像研には手を出すな!』/大童澄瞳・著/小学館/607、650円 【評者】大塚英志(まんが原作者) アニメ版の方を先に見て原作を読むという、作者には失礼な入り方をしたのだが、おかげで原作の主題が逆に鮮明に見えた。 持て余す「妄想力」を開放できなかった主人公が似たような連中と出会い、手探りと高揚を混交させ確実に「仲間」になっていく物語をアニメ版は、年長者の「優しさ」で表現してみせたが、ラストで舞台がこの世界ではなく夢の国なのだと、学園のカットが地球にまで「引き」になったとき、その地形が全く違うことで示してしまった。 ああ「ビューティフルドリーマー」のラムちゃんの夢にしちゃうんだ、と気にはなったが、「毎日が学園祭の日々」は確かにいつか終わるんだしね、とは思った。しかし、再開したまんが版では学校の「外」との緊張関係というか、警戒心とも怯えとも違う覚悟めいたものが、過敏さを持って描かれる

    【書評】『映像研には手を出すな!』溢れた夢と世界の拮抗はどう描かれるのか
    Louis
    Louis 2022/01/17
    大塚英志の『映像研』評が読めるとは。「ぼくら「おたく」世代は結局、綾波に田植えをさせ、その下のゼロ年代は江藤淳を今更持ち出して「田植え成熟論」を語る。それは少しもおもしろくない」
  • 『妻の飯がマズくて離婚したい』感想〜自分の気持ち至上主義の横軸と食は三代ガチャの縦軸が絡む家族という地獄 - 太陽がまぶしかったから

    の飯がマズくて離婚したい 結婚とは、生まれも育ちも異なる他人同士が「家族」になることです。価値観の相違をすり合わせながら、お互いにとって心地のいい関係を築いていくことが、結婚生活の一番の課題なのかもしれません。今回は三大欲求のひとつとも言われる「」がテーマ。に対する価値観が正反対の場合、夫婦の行く着く未来は明るいものとなるのでしょうか……? SNSで話題になっている『の飯がマズくて離婚したい』の現在掲載分まで読んだ。タイトルにもある通り、そもそも離婚したいのは夫からの視点なのだけど、互いの視点からの心情が描かれることで、突飛とも思える言動や行動にそれぞれの背景があることが明らかになっていく。 その意味においてはモノローグを多用することで[現実の行動と心情の差異を描いた『花束みたいな恋をした』の夫婦版とも言えよう。この手の生活漫画は俺にも一機やらせて!と言いたくなる所に面白さやバズり

    『妻の飯がマズくて離婚したい』感想〜自分の気持ち至上主義の横軸と食は三代ガチャの縦軸が絡む家族という地獄 - 太陽がまぶしかったから
  • 一度きりの大泉の話 萩尾望都(もと)著:東京新聞 TOKYO Web

    萩尾望都の作品が人々を惹(ひ)きつけて止(や)まない理由は、主題の多様性にかかわらず、それぞれの物語の中に潜在している獰猛(どうもう)で複雑な人間心理に向けられた、勇気ある洞察力にあるのではないだろうか。『ポーの一族』のエドガーも、『トーマの心臓』のトーマも、社会の不条理や失望によって繊細な心を打ち砕かれつつも、荒波のような人間の精神世界に踏み込んでいく孤高で勇敢な戦士たちであり、そんな彼らの姿勢に私達は心を掴(つか)み取られるのではないだろうか。 こうした主人公を生み出す作者が、過去にどのような苦悩や葛藤を経てきたのかを想像するのは、作品を読めば難しくはない。だから正直、今回この書籍の刊行を知ってもすぐに手に取りたいとは思えなかった。作品という形而下の表現を介してではなく、作家人の生の言葉で綴(つづ)られる忘却し続けてきた過去の吐露を読むことは、やはり幾つかの過去を封印している私にとっ

    一度きりの大泉の話 萩尾望都(もと)著:東京新聞 TOKYO Web
    Louis
    Louis 2021/06/22
    ヤマザキマリさんによる書評
  • 「『ハチミツとクローバー』は残酷だから安心できる」。読書猿さんが救われた傑作漫画3選 | 特集

    各界の読書家が「心が救われた」を語る特集企画「しんどい時によみタイ  私を救った1冊」。 前回は、ノンフィクション作家の菅野久美子さんが、何かと問題視されてきた“82年生まれ”として、青春時代をともに過ごした2冊のをご紹介くださいました。 今回は、“正体不明の読書家”として注目を集め、最新著書『独学大全』(ダイヤモンド社)が10刷17万部を超えるベストセラーとなっている、ブロガーで作家の読書猿さんが、落ち込むたびに読み返す漫画3冊をご紹介します。 (構成/「よみタイ」編集部) 「ハチクロ」は善人たちが織りなす悲劇 「読書猿」という名前から読書ばっかりしている人間だと勘違いされがちなのですが、私は自分のことを読書家だとは思っていません。 むしろ昔からには苦手意識があり、読むスピードや集中力は人並み以下なので、読書“猿”と名乗っています。 いわゆる活字中毒のように何か読まなきゃ落ち着かな

    「『ハチミツとクローバー』は残酷だから安心できる」。読書猿さんが救われた傑作漫画3選 | 特集
    Louis
    Louis 2021/06/11
    ハチクロは実のところ苦手だったけど羽海野チカ先生のソウルハッカーズの同人読んでから印象が変わって。
  • 【桜玉吉】の物語を追う[しあわせのかたち編・前編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 桜玉吉(さくら たまきち)という漫画家を知っていますか? 代表作は【しあわせのかたち】【防衛漫玉日記】など。 ゲームのパロディや、自分の日常生活を漫画に描くエッセイ漫画を得意とする漫画家さんです。 【しあわせのかたち】には、黄色のお面をかぶった二頭身のキャラとして 自分自身を漫画に登場させています。 【しあわせのかたち】以降も、【防衛漫玉日記】、【幽玄漫玉日記】…と、発表される作品には すこしずつ姿を変えて桜玉吉先生自身が主人公として登場します。 今ではそれほど珍しくないエッセイ漫画ですが、桜玉吉先生が【しあわせのかたち】を 連載していた頃にはまだ珍しく、その作風はとても新鮮なものでした。 また、キャラクターデザイナーとしても知られ、【サンサーラナーガ】シリーズや 【タワードリーム】シ

    【桜玉吉】の物語を追う[しあわせのかたち編・前編] - 紫の物語的解釈
    Louis
    Louis 2021/05/30
    2011年のまとめ。後年まさかあれが実写映画になるとは。
  • 「一度きりの大泉の話」を新聞記者が読んだら(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル

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    「一度きりの大泉の話」を新聞記者が読んだら(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル
    Louis
    Louis 2021/05/10
    『一度きりの大泉の話』『少年の名はジルベール』を並列に読み解く小原篤記者の書評。引用のしかたが本当に巧くて(当たり前で小原さんには寧ろ失礼ですが)プロの新聞記者は本当に凄いなと思いました。
  • 大泉サロン:ロマン優光連載186

    実話BUNKAタブー2023年7月号 5/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込) ▼性を売る女子と性を買うおっさんと性を売らせるホスト 歌舞伎町とSEX▼ジャニーズのメディア支配を崩壊させた文春の戦略▼いい人キャラHIKAKINは当に聖人なのか▼秋篠宮家が国民から反感を買っている理由▼朝ドラ美女たちの性欲らんまん私生活▼日がイジメ社会になったのはダウンタウンのせい▼山上徹也を英雄視したせいで岸田首相襲撃が起きたというデタラメを鈴木エイトが斬る▼売春相場の真相2023少子化対策の子育て世帯支援は無駄金なので今すぐ止めるべき▼任天堂VSソニー 圧倒的にソニーの勝ち▼ラーメンチェーン激マズ店決定戦▼富裕オタク暇空茜に直撃インタビュー ほか ●連載中『ロマン優光の好かれない力』は「田村淳と室井佑月が攻撃的すぎて心配」 実話BUNKA超タブー2023年5月号 コ

    大泉サロン:ロマン優光連載186
    Louis
    Louis 2021/05/08
    竹宮惠子先生も、萩尾望都先生も木原敏江先生もサイン会でお目にかかったことがあるので本当にその通りだなと思いました
  • 2020年「惑星のさみだれ」初見感想まとめ

    いのけんさんが我が家に来て「惑星のさみだれ」未読だったことが判明したため水上悟志作品を半分ほど読んで貰いました。 律儀に感想を書いてくれたのでまとめました。 あと、水上悟志さんが色々解説してくれたのでそれも。

    2020年「惑星のさみだれ」初見感想まとめ
  • 『SUPERNATURAL』13周年!東地宏樹&内田夕夜が作品愛を語る「こうなったら、シーズン20まで行ってもいいんじゃないか」 - TSUTAYA/ツタヤ

    Louis
    Louis 2021/02/06
    漫画家のたまごをテーマにした漫画は多いけど、大学のマンガ専攻という「逃げ場のない」世界を描いたこの作品のヒリヒリした感じは独特でした。
  • 2021年、まず読むべき漫画『チ。』 「地動説」をテーマに描く美学とは?

    漫画という表現はなんて自由なのだろう。岩明均が『ヒストリエ』の連載を始めた時、あらためてそう思った。なぜならば、アレクサンドロス大王……ならまだしも、その書記官という(日ではあまりメジャーとはいえない、さらには出自も不明の)人物が主役を務めるような物語を、隣接する表現ジャンル――たとえば映画やドラマの世界でいま、オリジナルストーリーとして制作するのはまず無理だろうし、そもそも作ろうと考える人もそれほど多くはないはずだからだ(小説にしようと考える作家はいるかもしれないが)。 ところが、周知のとおり、結果的に『ヒストリエ』は極めて優れたエンターテインメント作品として多くの読者を得ており、そのこともまた、漫画という表現の自由さと受け皿の大きさを証明するかたちになった。 さて、そんな岩明均をして、「まぎれもない才能を感じる」(帯の推薦文より)とまでいわしめたものすごい作品の第1集が、昨年の12月

    2021年、まず読むべき漫画『チ。』 「地動説」をテーマに描く美学とは?
    Louis
    Louis 2021/01/12
    「文=島田一志」
  • 暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日

    泥臭くレトロなタッチで描く『ブラック・ジャック創作秘話』(原作・宮﨑克)など、エモいノンフィクションマンガで知られる吉浩二。そこそこ売れっ子であるはずの彼のこづかいは月わずか2万1000円だという。以前は3万円だったのだが、2人目の子どもができて「3割カット」されたらしい。第一線で活躍する40代半ばのマンガ家が、193円のお菓子を買うべきか全身を震わせて悩んでいる描写はあまりにも強烈だった。小学生か! 「モーニング」(講談社)で月イチ連載中の『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』は、最初に作者自身のこづかい事情が描かれ、第3話以降は同じく2万円前後の「低額こづかい」でやりくりしている実在の中年男性たちが次々と登場する異色のノンフィクションだ。恐ろしいことに自宅で昼を取る作者以外は、ほぼ全員がこの金額に昼代も含まれている。83年製のホンダGB250クラブマンを愛する佐野さ

    暗い時代の明るい笑顔 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」(第119回)|好書好日
    Louis
    Louis 2020/11/10
    「バブル崩壊から30年。まさか日本がこれほど貧しい国になってしまうとは」53歳の人が読むとそういう感想を持つのか……
  • 「死ねない者」の苦悩と願望:高橋留美子『人魚の森』:高井浩章 | 独選「大人の必読マンガ」案内 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    再生医療などの発達でヒトの寿命が将来、150歳程度まで延びる可能性がささやかれる。一方でニュージーランドでは最近、国民投票で安楽死が合法化される方向となった。新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、「死」について考える機会が増えた人も多いのではないだろうか。 今回はそんな文脈のなかで、高橋留美子の傑作『人魚の森』を取りあげたい。 テーマは不老不死

    「死ねない者」の苦悩と願望:高橋留美子『人魚の森』:高井浩章 | 独選「大人の必読マンガ」案内 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
    Louis
    Louis 2020/11/09
    「5万部超の経済青春小説「おカネの教室」を書いた人」による『人魚の森』評
  • #きまぐれオレンジ★ロード 全18巻 【完】 評論(ネタバレ注意) - #AQM

    超能力一家の長男・春日恭介は、双子の妹たちの超能力バレの影響による7度目の引越しで高陵学園中等部に転校。転校初日、不良っぽい少女2人がタバコを吸うのを見とがめた恭介は、余計な説教をしてビンタをらう。ビンタしたのは恭介のクラスメイトで、前日に公園の「99.5段」の階段で言葉を交わした少女、鮎川まどかだった。 で始まる、80年代の週刊少年ジャンプの三角関係ラブコメ。 気が狂ったように長い記事なのでヒマな時に読んでください。1万字ぐらいあります。 「きまぐれオレンジ★ロード」なのか「きまぐれオレンジ☆ロード」なのか、★と☆はどっちが正しいんだろうか。Wikipediaをはじめネットの大半の記事は☆なんですけど、Amazonは★なんですよね。単行の表紙のロゴを見る限り文字と同色の塗りつぶしなので、★が正しそうに見えるけど。 「はっちゃけあやよさん」並に語呂・語感が良いというか印象的なタイトルで

    #きまぐれオレンジ★ロード 全18巻 【完】 評論(ネタバレ注意) - #AQM