ブログ上では大変お久しぶりです。みなさんいかがおすごしですか。 千羽鶴を被災地に送るべきか否か、という論争がインターネット上でまたも繰り広げられています。元ツイートは載せませんが、「折り鶴を贈るのはやめてください」という東日本大震災の経験者の方の言葉が、今回の論争のきっかけになっているようです。 私自身も以前に、千羽鶴の歴史的な意味の変遷については記事にしましたが、そもそも、「千羽鶴を被災地に送られて迷惑した」という言説は、どこまで実感を伴って語られているのか、というところを今回疑問に思いました。 今回の被災地(もしくは最近の災害において)に、実際に千羽鶴を送られたケースってあるんでしょうかね? そのうちこの話も「被災地に千羽鶴を送られて迷惑している」とミーム化して、実際には存在しない出来事…みたくなる日がくるのかもしれません — ネットロアをめぐる冒険 (@netlorechase) J
西日本豪雨で愛媛県の肱川流域に位置する大洲市では、上流の鹿野川ダムが緊急放流した影響で大規模な浸水が発生し、住民4人が死亡した。市は、緊急放流の2時間半前からその可能性を把握していながら判断を先送り。市が住民に避難指示を発令したのは緊急放流のわずか5分前だった。 鹿野川ダムが満水に近づき、流入量とほぼ同量を緊急で放流し始めたのは7月7日午前7時35分。その後、放流量が急激に増加し、午前8時40分から大洲市内で浸水が始まった。
愛媛県南西部を流れる肱川では、西日本豪雨で上流の野村ダムが緊急放流を実施し、西予市で広範囲にわたる浸水被害が発生した。その下流にある鹿野川ダムでも緊急放流し、大洲市で大規模な氾濫が起こった。ダムを管理する国土交通省は規則に従った放流だと主張するが、果たしてそれは適切な対応だったのか。 規則通りに放流したと主張する国土交通省に対し、流域住民の間からは批判の声も出ている。万一ダムが決壊すれば被害は桁違いなので、緊急放流がやむを得なかったことは間違いない。ただ、もう少し被害を軽減するような放流の仕方はなかったのか――。こんな疑問を抱いている人は多い。 いくら規則に忠実に従って放流しても、その規則自体が現状に即した最適なものでなかったら、適切に対応したとは言えない。
西日本豪雨で11府県に出された大雨特別警報の対象は186市町村にも及んだ。2013年度に制度化されてから10回目の発表となった大雨特別警報で、気象庁は前代未聞の規模で「最後通告」を発していた。その切迫感が自治体や住民には十分に伝わらず、「平成最悪」の広域豪雨災害となった。 7月5日朝。登庁した気象庁の黒良(くろら)龍太・主任予報官は自席のパソコンで目を通した予報資料に驚いた。梅雨前線の停滞で日本列島の広い範囲で今後3日間、24時間雨量が200ミリを超える。見たこともないデータに「大きな河川が氾濫するかもしれない」と焦りを募らせた。 報告を受けた上司の梶原靖司・予報課長は、梅雨前線による大雨では異例の記者会見を開くべきだと考えた。しかし、危険が及ぶ地域を細かく特定するデータはない。庁内には「警戒を呼びかける会見として成立するのか」と懸念もあったが、橋田俊彦長官が「やりましょう」と決断した。
西日本豪雨では、住宅を購入したばかりの人も浸水被害に遭った。不動産取引では、契約前の「重要事項説明」が義務づけられているが、豪雨による浸水リスクは項目に入っていない。深刻な浸水被害があった岡山県倉敷市では、「契約時に知っておきたかった」と悔やむ住民の声が聞かれた。 「危険性を知っていたら、結果は違ったかもしれない……」。約2年前に同市真備町尾崎で自宅を新築した会社員の男性(31)はそう語る。自宅の2階まで浸水。家族は無事だったが、テレビや家具類は全て使えなくなった。 ハザードマップは、住み始めてから広報で見た記憶があるが、内容はよく覚えていない。「家の購入を真剣に考えているときに教えてほしかった。知っていれば、補償を手厚くした保険に入り、家具の置き方も違ったと思う」 重要事項説明の項目は、宅地建物取引業法に基づいて定められている。たとえば津波被害や土砂災害が想定される土地かどうかは、説明が
大規模災害に引き続く集団の避難生活では、しばしば感染症アウトブレイクの可能性が報じられ、そのたびに被災者は緊張と不安を募らせます。今回の大規模豪雨による被災地においても、感染症についての不安が広がっていく可能性があります。 とはいえ被災地だからと、むやみに特殊な思考回路を持ち込むべきでもありません。決して被災地は原始状態に帰るわけではありません。人々の結束はむしろ固くなりますし、(少なくとも日本の被災地では)衛生面の自治的な配慮が維持されるのが通常です。
豪雨とか震災のニュースに触れるごとに備蓄の重要性を思い知る 賞味期限の整理を兼ねて、うちの備蓄を整理してみた アルファルファ米×30食 ( 賞味期限、最短ので2019年8月 常温食カレー×20 ( 賞味期限 2017年8月 → 廃棄して、同数を再発注カンパン×2缶 ( 賞味期限2020年6月 保存用ルヴァン ( 賞味期限2023年3月コーンビーフ×30 ( 賞味期限、2017年6月~2020年までバラバラフルーツグラノーラ × 3kg (朝食用に大量に常備 水×20L難しいのは缶詰だな。10年くらいは賞味期限切れてもいけるっぽい。 今日も賞味期限切れたのを1缶食べてみたけど美味しかったし捨て時が分からん 独身だし、これだけあれば、水の確保が出来れば二か月は生き残れるだろうとは思う それ以外の防災系の用品だと コット 二人用テント 寝袋(-15度対応)ガスコンロホットプレート ソーラパネル発
大阪に住んでいるんだけど、今回の西日本豪雨でボランティアの数が足りないってニュースで度々話題になっているし ちょうど仕事をやめているので人のためになるならと思って人生初のボランティアに行こうと思ったんだけど、ハードル高かったのでお金の寄付だけすることにしました。 思ったこと。まず、思ったのが自家用車持ってないとそもそも現場まで行くのが難しそう。 というか、現地周辺は超渋滞しているそうなので、ボランティアの車行ったら余計邪魔になりそうだけど、そこらへんどうなんだろう。 交通公共機関に行くにしては、現地まで繋がっているのかも不明だし、ボランティアの服装ウンタラカンタラを見たら あんな装備の荷物と着替えを持って電車で行くのは現実的ではなさそう。 次に、どこに行けばいいかわからない。 ボランティア不足とニュースでやっているが、どこが不足しているかよくわからない。 たとえば、まだ近くて行きやすそうな
メディアのニュースに出始めましたので,行政に提案していた,公共交通の定時性確保のウルトラC施策,「災害時BRT」の詳細を少しお話しします. 【中国新聞】広島呉道路でバス運行 17日から http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=448329&comment_sub_id=0&category_id=256 【広島県庁】7月17日から呉~広島間の交通アクセスが改善 呉~広島間の通勤・通学対策について【地域力創造課】 (PDFファイル)(292KB) https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/319238.pdf 呉→広島への交通,特に通勤交通(公共交通)をどうするかが大きな問題となっています.JR呉線+広島呉道路が潰れてしまっている現在,自動車か船
その朝、衝撃的な映像がテレビに映し出されました。広島の上空を飛ぶヘリコプターがとらえた泥水で覆われた街です。 「4年前の土砂災害の悲劇がまた繰り返されたのか」 「みんな避難できたのだろうか」 同時に前の日の夜、私たちがあちこちで目にした光景を思い出しました。自宅に帰る途中で起きていた激しい渋滞です。その意味を考えました。(広島放送局記者・秦康恵・大石理恵) 前日の6日朝。4年前に土砂災害に見舞われた広島市安佐南区に住む私・大石は、ふだんどおり、小学生の長男と朝食をとっていました。いつもと違ったのは、大雨警報が出て長男の学校が休校になったこと。「学校に行けなくて退屈だ」とぼやく長男を母に預けて出勤しました。 この記事を書いているもう1人の私・秦は、今回大きな被害が出た呉市に住んでいます。隣接する広島市に電車で通学する中学3年の長女を早朝に送り出した後、次女を母に、3歳の長男を保育園に預け、「
今回の水害で俺の故郷も被災してるんだけど、車がダメになった・二階まで浸水したみたいな被害を受けてるのは軒並み新住民の団地なのね。 あの辺りの土地は10年毎とは言わないけど30-50年置きぐらいにこれぐらいの洪水が起こる。 戦後に貧乏な引揚者が住み着いたけど洪水で全部流されたという話は、地の人間ならみんな知ってる。 だから地の人間は家を建てたりしないんだけど、同じ県内でも他の郡出身だと普通に知らなかったりする。 「最近あの辺に家が建つようになった。何も知らないでバカだなあ」と毎年帰省するたびに地元の家族や友人から聞かされた。 開発業者は小中学校に至近で子供の通学の負担が軽いのも売り文句にしてたそうな。知っててやってたなら悪辣だと思う。 俺も通ったその小中学校の土地は田舎でよくある地元の土地持ちが寄付した物なんだけど、道徳の教科書に載るような立派な人でもなかったので、家や畑に向かない水捌けの悪
今回の豪雨は,「広い範囲に大量の雨が長時間にわたり降り続けた」事が大きな特徴と言える.たとえば2017年7月九州北部豪雨では,1時間降水量など短時間の降水量が非常に大きかったが,強い雨が継続したのは10時間前後で,今回とは様相が異なる.今回は,72時間降水量など,長時間の降水量が大きかったところが多く,気象庁AMeDAS観測所(統計期間10年以上)のうち7月7日に最大値を更新した観測所は116箇所となった. なお,72時間降水量も値自体が特別大きいわけではない.最大は高知県魚梁瀬で,まだ欠測の関係で値が不詳だが1400mm程度と思われ,これは全AMeDASの上位3位に相当する可能性.しかし他の観測所はいずれも1000mm以下で,全AMeDASの上位10位よりはかなり小さい. また,絶対値としての降水量が大きかった地域で大きな被害が出ているわけではない.被害が集中した広島市付近,倉敷市付近の
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