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ブックマーク / bleu48.hatenablog.com (13)

  • 1file match(仮)の参考資料3(駒得評価関数) - 48's diary

    将棋AIの大会である電竜戦に新規参入者を増やそうとする試みとして準備しつつある1file matchですが,個人的に盛り上がってシリーズ化の勢いです。 1file match(仮) - 48's diary 1file match(仮)の参考資料 - 48's diary 1file match(仮)の参考資料2(数行でレートを1300以上上げる) - 48's diary すると山岡さんが呼応するように1fileのサンプルを出して下さいました。 cshogiのサンプルプログラム(MinMax探索) - TadaoYamaokaの開発日記 ランダムプログラムとMin-Max法による探索のサンプルです。Min-Max法自体は1950年代からある手法で今更解説というまでもない気がしますので他に任せます。(私のスライドや動画もネット上のどこかにあるでしょう。) Min-Max法には局面評価が必須

    1file match(仮)の参考資料3(駒得評価関数) - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2023/08/16
  • 第32回世界コンピュータ将棋選手権 - 48's diary

    えっと,今年は余裕が無くてツイートくらいしかしてませんでした。 4月に急に温かくなってから耳鳴りが止まらなくて酷いもんです。 事後になりますが,ざっくり書き下します。 一次予選は第三者視点で観戦と開発者Zoomでちょっとした交流をしておりました。 短時間でも同じ課題を持っている人と意見交換できるのは非常に役立ちます。 谷合プロの初参加が話題でしたね。もうちょっと具体的に説明して欲しかったですが研究発表が控えているなら無理なのは同業として理解します。 そういえばねね将棋iPadで動くのも現地実機で見たかったですね。 二次予選です。 白ビールは一応私が開発に加わらないという条件で開発者から名義を抜いておりますが,基的にMulti Ponderのクラスタ構成で私が運用しています。昨年発覚したバグだけ修正しております。具体的にはPondering中の探索結果を一部読み捨てながらプールしているの

    第32回世界コンピュータ将棋選手権 - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2022/05/06
    お疲れ様でした! 興奮の最終局でした。「今思うと完全にフラグです」ここでヨーグルト吹きました。
  • 酔猿の件(電竜戦予行5の顛末) - 48's diary

    ABEMAトーナメント開幕でしたね。 船江先生がひとり満足気な表情だったので勝負師の気質ってものを感じました。 ずっとそっちを見てたので電竜戦予行5は対戦開始を確認しただけで放置プレイでした。運営に不具合はなかったようですね。 カツ丼さん乙です。 こっちはと言うと,3つ投入しておりました。 電竜戦予行5に何を放り込むべき https://t.co/x3aMTl54Ks — 48 (@bleu48) 2021年4月6日 二番絞りは深層学習系で最新モデルです。マシンはRTX2060のノートなので昨年の電竜戦決勝と同じPCです。同じモデル(40ブロック10週目)がRTX3070で現在floodgateに放流中です。 地ビールは以前からGo言語で0から作ってあるエンジンでアルゴリズムのテスト等に使っております。半年くらい放置してどこまで更新したか自分でもメモ見ないと忘れています。 予行4のshot

    酔猿の件(電竜戦予行5の顛末) - 48's diary
  • PyConで話してきました - 48's diary

    pycon.jp 依頼を受けたのは随分前だったので,上京する予定でした。 某ウイルスのためオンライン化した際に再度打診を受けてオンラインでもやってくれるかとの確認があって,ややモチベーションが下がったのですがせっかくなので受けました。 上記リンクを見れば分かるのですが同時通訳付きの二日間のカンファレンスで冒頭キーノートです。 公開されてはじめて知ったのですが5トラックのひとつで良いよぉって思いました。 準備していた資料は十分1時間分のつもりだったのですが,何のリアクションもない中ずっと話続けていると間を取ることを忘れてやや早くなったので反省しております。 機材的な話だとヘッドセットよりスタンドマイクの方を用意すべきでした。音声いかがでしたでしょうか? お話したのは2018年に広島で話した内容に若干の追加アレンジを加えたものです。Python+Jupyterでこそ小さな実験を多数できたっての

    PyConで話してきました - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2020/08/28
    「なにより気楽にコーディングして人の目に晒すってのがもっと大きな姿勢と言うか文化でしょうか。」(・∀・)イイ!!
  • PyTorch 1.6の新機能の話 - 48's diary

    先日より色々と深層学習で試行錯誤をしているとミニバッチサイズをパラメータとして振りたくなったが、メモリ不足で上限があまり上げられなかった。 たまたま、相談したところV100搭載機を借りることができたのでGPUメモリが32GBの環境が使えることになった。 環境を整えるところでPyTorchの最新版が1.6になっていることに気づく。 この手のは今まで使っていた旧バージョンとの差異で躓くリスクと新機能の恩恵をなんとなくイメージして迷うところだけど、深層学習分野は劇的に進化中なので即最新の1.6をインストールする。 普段はWindows環境なのだがお借りしたのがUbuntuだったので環境の差異に戸惑っていたが2,3日で何とか同じプログラムを動かせるようになった。予定していたミニバッチサイズも簡単に今までの二倍以上はいけそうだ。 ところで、以下のような話題も気になっておりそのうちテストしたいなぁと思

    PyTorch 1.6の新機能の話 - 48's diary
  • コンピュータ将棋入門について - 48's diary

    コンピュータ将棋界隈には色んな人がいます。 元奨励会員などの将棋の強い人,ゲーム情報学含め情報系の学生・研究者,対戦大好きなゲーマーやプログラマーなどジャンル分けはクロスするので避けますが,結構な色物揃いです。 理由は実のところ要求スキルが幅広いことが挙げられます。 将棋のルールをコーディングするだけにも二つのジャンルの知識が必要になります。 近頃はこれに加えて最先端のAI技術ですね。 コンピュータ将棋、やはり新規に作ると報酬が得られるまでが長過ぎてなかなか参入するのは大変だなぁと思った(´・_・`) 競プロとかすぐに報酬得られるのと比べるとどうもね(´・_・`) — 平岡 拓也☀‹‹\(´・_・` )/›› (@HiraokaTakuya) June 23, 2019 じゃ,今から入門って大変なのかと言うとルート次第でしょうね。 簡単にできるものとして,ゼロから全部作るのではなく既存の物

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    Nyoho
    Nyoho 2019/06/24
  • コム将ほどpythonを使って欲しい - 48's diary

    この記事はpython-shogiの宣伝です。あしからず御了承下さい。 コンピュータ将棋界隈では諸々の事情でC++の天下です。 しかしながら,pythonでできることも沢山ありますし,pythonの方がいいことも沢山あります。 たとえば,コム将対戦の場であるfloodgateの棋譜はCSA形式ですが,このデータの処理,特に集計はpythonでやるのがおすすめです。 たとえばCSA形式のファイルひとつを持って来てjupyterで以下のように三行打ってみて下さい。 import shogi.CSA kif = shogi.CSA.Parser.parse_file('test.csa')[0] 'startpos moves '+' '.join(kif['moves']) 例えば以下のようにCSA形式のデータがusiプロトコルの局面データになります。 startpos moves 7g7f

    コム将ほどpythonを使って欲しい - 48's diary
  • wcsc29でのMulti Ponder類似技術 - 48's diary

    Multi Ponderで第五回電王トーナメント準優勝,WCSC28優勝と稼いできた感があります。アルゴリズムや実験結果等は公表してるので類似実装が出てくるだろうとの予測はありました。確認用にメモっておきます。 1.やねうら王 類似実装を行いテスト対局を行っていたようです。千日手対策等の弱点など把握されていたようで実に素晴らしい。Ponderヒット率があまり有効でなかったそうでWCSC29戦では使用してないとのことでした。 2.狸王 Multi Ponder的要素を含むクラスタを構成されていたようです。情報公開されているようですので時間があるときに読んでみたいと思います。 3. Qhapaq di molto qhapaq.hatenablog.com 発展形であると述べられています。ちょっと私が想像したものと違いますが,自分のネタの改造版がでるのも楽しいですね。計上されているヒット率が

    wcsc29でのMulti Ponder類似技術 - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2019/05/19
  • Go言語雑感 - 48's diary

    Go言語について入門書のチュートリアルくらいはちょっとやってたんだけど,実用でどのくらい使えるかテストしてみました。 ターゲットは例の如く将棋ですね。 どっかの移植でも面白くないので,池さんの参考書やらオープンソースの他のソフトを適当に読み散らかしながら自分なりの実装をしてみました。 特に速度や互換性などには特に考えない習作レベルです。bitboard使ってないです。 そいやpythonでもやったんですがね。 昨年末,盤の設計から局面表示,合法手生成辺りを2日くらいで作ってました。ちょっとした合間を見つけてUSIプロトコルに対応させてランダム対戦まで昨年内にできてました。 そして年明けの昨日から探索部を作成。 シンプルなαβ法を実装した段階ではシングルスレッドで200knpsくらい出てました。やねうら王には随分負けているがGo言語実装ってのを考えたら健闘してるかなぁって印象。 評価値を駒得

    Go言語雑感 - 48's diary
  • Hefeweizenの特殊性 - 48's diary

    あんまり理解されてないようなので,一番分かりやすいスライドをちょっとネットに乗せてみる。 少々冗談のような世界が理解頂ければ幸いである。 ちなみにCSAルールでは1秒未満切り捨て,1秒以上は切り上げなので2秒の消費時間というのはどこかで1回通信遅延のようなものがあったのだろうとの認識である。 よく定跡ゲームと言われてるが定跡だけで終局まで指せるわけがない。 相手の着手までに相手の指し手を予測しそれに対する応手を決めている。 もちろん,番では複数のAWSハイエンドインスタンスで手分けして探索を行った。 応手部分は多くの参戦者と大きな差異はないつもりだが,面白いのが相手の指し手予測である。 情報系で言うと先読みとか投機実行とかそういう表現になる。 この設定の対局はチームメイトとの約束で一次予選だけにしておいたが,コブラさんに勝ってるくらいなので,このまま決勝でもいけたんじゃないかって感じもあ

    Hefeweizenの特殊性 - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2018/10/25
    “情報系で言うと先読みとか投機実行とかそういう表現になる。”
  • 補足的な話 - 48's diary

    先週末土曜日に広島でコンピュータ将棋の話をしてきました。 県外で依頼を受けて話したのははじめてです。 hiroshima.pycon.jp 私のリスペクトする如法さんから依頼頂いたってのが他を蹴ってたのに受けた理由のひとつです。もうひとつは酒祭かなw まぁ,それと岡山でのリアクションと異なるものが得られるかどうかってのが興味ありました。ただ,岡山で話すのと色々と変えてあります。 岡山で主催している自作AIの会では自分で時間管理ができますので,初回などは3時間ほど話しました。まだ数回ですが準備した資料の分量は相当なものです。 また,他の勉強会などでも一部切り出した形+着色して話題にしております。 ai-okayama.connpass.com Pycon mini 広島ではウケを狙えとの指示でしたので,予備知識が必要な技術的な話はカットしてあります。特に個人差が激しいために調整しずらいところ

    補足的な話 - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2018/10/08
    “私のリスペクトする如法さんから依頼頂いたってのが他を蹴ってたのに受けた理由のひとつです。” わおマジかよ!
  • 棋譜解析の話 - 48's diary

    コンピュータ将棋の役に立ってるところのひとつだと思う棋譜解析についてちょっとメモっておく。 棋譜解析ってのはその棋譜が誰によって作られたものであれ,それをコンピュータ将棋の手法で解析していくものである。コンピュータの棋譜であれば当然ミスが少ないようにでるが,人間の棋譜では多くミスが発生しているように見える。 しかも,昨今コンピュータの方が強いという風潮のため解析結果がコンピュータの方が正しいとみられがちである。概ね正しそうな意見であるが,これがいつのまにか100%に近いものであると妄信しておられる方が出ているように思う。特に自身の棋力がないために局面の複雑さや争点をずらすような駆け引きを理解していない人がそうありがちであるように思う。 参考値程度に見ておくのがいいんじゃないかと思ってる。それともう少し分析的な評価をする方法がないかと現在考案中である。まぁ,ひとつはshotgunの内部を可視

    棋譜解析の話 - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2018/09/10
  • NVMeのパフォーマンス - 48's diary

    NVMeのパフォーマンス指標をまとめておきます。 Macbook Pro 13 inch Retina  2014 Mid. (SSD 1TB PCIe x4のやつ) i7 6700K H170チップセット Samsung 950 PRO 512GB (M2 SSD PCIe 3gen. x4 NVMe) VAIO Z 2015 256GB SSD (PCIe x4) いずれにしても戻れない程度の快適感 ーー 20161111追記 G-tune(マウスコンピュータ) i5530-SP Samsung 950 PRO 512GB

    NVMeのパフォーマンス - 48's diary
    Nyoho
    Nyoho 2016/07/04
    この速いSSDめちゃくそ速い
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