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台風19号で氾濫した那珂川の沿岸で、上流の栃木県の農場から流された多数の牛が茨城県に泳ぎ着いている。突如現れた牛に住民らが驚いて警察に通報、川沿いにたたずむ姿がSNSで話題になったが、依然行方が分からない牛もおり、地道に捜し続ける農家もいる。 川沿いの放牧地で23頭を飼育していた栃木県茂木町の和牛繁殖農家瀬尾亮さん(65)は、全頭が流されたものの、17頭は無事に見つかった。 「濁流にのまれて…よく生きてたなあ」。台風が過ぎ去った10月15日、水戸市内で保護された牛2頭を迎えに行き、体をなでると大量の土ぼこりが舞った。
日本老年学会などは5日、心身の若返りを理由に、65歳以上とされている高齢者の定義を75歳以上に見直す提言を発表した。90歳以上は「超高齢者」と呼ぶとしている。 65~74歳は「准高齢者」という区分を新設するよう提案した。 学会は、お年寄りの心身の健康に関するさまざまなデータを解析。身体の働きや知的能力は同一年齢で比べると年々高まる傾向にあり、10年前に比べ、5~10歳は若返っていると判断した。 前期高齢者とされる65~74歳には活発な社会活動が可能な人が大多数で、学会は「就労やボランティアなどの活動に参加できる社会をつくることが大切だ」としている。
【特集】「さ」いたま市の謎 市民融和の象徴、地味に異彩放つ 2016/5/2 16:00 | 5/2 16:02 updated 2画?3画?小学生を悩ませるさいたま市の「さ」 「さいたま市」の「さ」だけ字形が違う小学校用地図帳 さいたま市役所=4月 小学校で使っている地図帳を見ていた6年生の息子が、不思議そうな顔をしている。巻末にある索引の「さ」の欄が、友だちと話題になったらしい。地図帳をはじめ小学校の教科書で、さいたま市の「さ」だけが2画につながった「さ」だ。ほかは埼玉県の「さ」も含め全部3画。誤植か?と思ったが、そうではなかった。2画の「さ」になったのには、深い深い理由があるのだ。 ▽柔らかい2画 さいたま市は2001年、浦和、大宮、与野の旧3市が合併して誕生した。合併が実現するまでには、新たな市名や市役所の場所などを巡り、旧市間で激しい主導権争いが繰り広げられた。 合併に当た
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが自閉スペクトラム症の特徴を持つニホンザルを確認したことが19日、分かった。遺伝子操作をされていない動物での報告例はなく、世界で初めての確認とみられる。人間の発症者で見つかった遺伝子変異もあった。 自閉スペクトラム症は自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害の総称で、対人関係が苦手、特定の行動を繰り返すという特徴がある。詳しい原因は分かっておらず、ヒトの近縁であるサルの症例を詳しく調べることで、発症メカニズムの解明につながると期待される。成果は米科学誌電子版に発表された。
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