バイエル符号[1](バイエルふごう、Bayer designation。バイエル記号、バイヤー記号、バイエル名[2][3]などとも)は、ドイツの法律家ヨハン・バイエルが1603年に星図『ウラノメトリア』で発表した恒星の命名法である。その後、他の天文学者によって追加や修正されたものも同様に「バイエル符号」と呼ばれる。 Explicatio... Uranometrias(『ウラノメトリア注解』:1697年ウルム版:オクラホマ州立大学付属図書館 蔵)より小熊座。第2欄に見えるギリシア文字がバイエル符号。 バイエルは、星座ごとに等級順にギリシャ文字小文字などでα, β, γ, …… と名づけた。これに星座名の属格をつけ、α Centauriのように表す[4]。表し方には次のようなバリエーションがある。 欧文 日本語 使用する符号[編集] バイエル符号にはギリシャ文字以外も使われ、順序は次のとおり