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書評に関するarajinのブックマーク (2,297)

  • 「東大に行ったのに普通の人生」な人たちの苦悩。

    うちの長男も、中学受験が迫ってきました。 僕自身は、中学までは地元の公立だったので、こんな早くから受験のために勉強させられるなんてかわいそうだよな、という気持ちもあるのです。 その一方で、勉強はしておいて損はないし、通っている私立の小学校も、みんなが受験をするような環境なので、あえて「中学受験をしない、させない」という選択をする根拠も見いだせないんですよね。 勉強をするのが善いことだと考えている集団にいたほうが、たぶん、人の将来にとってもプラスになるはず。 ……などと自分なりに理論武装してはみるものの、子どもも時々「なんでこんなに勉強しなきゃいけないのかなあ、いい学校に行くことに、そんなに意味あるのかなあ」なんてボソッと尋ねてくるのです。 そんなとき、親としてしばしば口にするのが「勉強をしておけば、選択肢や可能性が広がるから」という言葉なんですよね。 言っているほうも、半ば苦し紛れではあ

    「東大に行ったのに普通の人生」な人たちの苦悩。
  • もし爆速プログラマーが大企業経営者になったら - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

    と思っていたら、「もし」が現実になっていた。 彼の名は小野和俊。 かつて日中からスーパープログラマーたちの集まった「未踏ソフトウェア創造事業」で、プログラミング速度で他のプログラマーたちを驚かせたほどの爆速プログラマーである。 『諸君 私はプログラミングが好きだ』という記事 を書いちゃうほどプログラミングを愛してやまない彼は、アプレッソというITベンチャーを起業して成功させた後、今は、3700万人の顧客基盤を持ち、年間5兆円近い取引高のクレジットカード会社、クレディセゾンの常務執行役員CTOをやっている。 その彼が仕事論のを書いた、という話を聞いて、「私なら、普通の人が読み取れないことも、そのから読み取れるだろうな」と思った。 なぜなら、私は、学生時代から含めて10年ほどプログラマーをやった後、起業して経営者になった経験があるからだ。 プログラマーが経営者になると、世界がどのように見

    もし爆速プログラマーが大企業経営者になったら - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
    arajin
    arajin 2020/10/29
    「その仕事、全部やめてみよう」(小野和俊)
  • 「学習」について頭の中を往復ビンタされながら自らの無知を思い知らされる新しいタイプの本 : 小野和俊のブログ

    ふろむださん、いや私にとっては一世を風靡したブログ「分裂勘違い君劇場」の著者 fromdusktildawn さんと言う方がしっくりくるのだが、氏の新著「最新研究からわかる 学習効率の高め方」を1巻から5巻まですべて読んだ。fromdusktildawn さんはやまもといちろうさん、shi3z さんと並んで私が「こんな文章が書けたらどんなに素晴らしいだろう」と尊敬する、私にとっての Web 論壇の三大将軍の一人だ。(shi3zさんとはよく喧嘩もするが) 書籍のテーマは「学習」について。 こんなにも誰もが無関係でいられないテーマは他になかなかない。それなのに私も含め、あまりにも多くの人が「学習」について踏み込んで調べたり考えたりすることができていないことを思い知らされる一冊だった。 「子どもの成績も悪くないし、まあいいや」 「習得しようとしていた技能も身についたし、まあいいや」 このように、

    「学習」について頭の中を往復ビンタされながら自らの無知を思い知らされる新しいタイプの本 : 小野和俊のブログ
  • [書評] 自閉症は津軽弁を話さない リターンズ: 極東ブログ

    書『自閉症は津軽弁を話さない リターンズ ---コミュニケーションを育む情報の獲得・共有のメカニズム』は、書でも当然触れているが3年前に出された『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』の続巻とも言える。内容は、この現象、つまり、自閉症は方言を話さないという現象についての、学際的な広がり、実態報告、実証研究などであり、さらに、方言を話す自閉症についても言及されている。小説ではないので、ネタバレにもならないだろうが、書の結語とも言えるのは、《自閉症と方言、解くべき謎はまだ残されているようです》ということだろう。この領域に関心を持たざるをえない私としても、全容はつかめていないように思えた。 まず、もっとも重要であり、議論の前提となるのは、「自閉症は方言を話さないという現象」である。前著に研究経緯があり書でも言及されているが、概ね実証レベルでその現象がまずもっ

    arajin
    arajin 2020/10/20
    “極端な言い方をすれば、意識を維持するのに言語がまどろこっしい。言語を介さずに思考する癖がついているし、さらに方言のような親密性の言語側に吸引されるのは、思考にとって不快なのである。”
  • 令和2年2月22日、22時の二俣新町駅。能町みね子、10年越しの「切符」をめぐる闘い

    平成8年8月。私は高校3年生で、うら若き17歳でありました。夏を制するものは受験を制す、なんて言われているちょうどその夏に、夏に制されていました。もういやになっていました。去年までの夏休みは、友人とちょっとした旅行に行ったりしていたのだ。金もない田舎の高校生だから、日帰りでふらっと。何らかの目的地があってというよりも、友達とぺちゃくちゃしゃべりながら移動するのが楽しい、という程度の旅です。

    令和2年2月22日、22時の二俣新町駅。能町みね子、10年越しの「切符」をめぐる闘い
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    arajin 2020/10/18
    「能町さんの文庫『うっかり鉄道』は幻冬舎から発売中。」
  • 【要約・完全版】『7つの習慣』(理解からマスターへ) - ぷれぜん仙人のブログ

    ぷれぜん仙人です、 『7つの習慣』は とても素晴らしいですね。 内容の3割でもちゃんと実行できたら、 「成功者」になれるんじゃないかな? と思いますし、 1割でも実行できたらそれだけで 「人生変わるくらいのインパクト」 のある内容だと思っています。 この『7つの習慣』で伝えられている内容は 当に強力で、気で取り組めば、 他に自己啓発、必要?? というくらい強力な知識になっていると 思います。 しかし、 私をはじめ、多くの人は 「読んだだけで、全くもって実行できていない」 という人が多いんじゃないかな〜? とも思っています。 そんな問題意識から、こちらのブログでは、 『7つの習慣』完全マスターシリーズ をずっと長い間かけてお届けしてきました。 49個のアファメーションで完全マスター 私の問題意識としては、『7つの習慣』は 1度や2度、蛍光ペンを片手に読んでも 全く身につかない!というも

    【要約・完全版】『7つの習慣』(理解からマスターへ) - ぷれぜん仙人のブログ
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    arajin 2020/10/16
    「刺激と反応の間には選択の自由がある」「「緊急ではないが重要な活動」にどれだけ時間を使えるか?」
  • 米アラスカ州のマジックバスが撤去。クリス・マッカンドレスとマジックバス詳細。 | 最新時事情報を速報するカレントブログ

    6月18日に米アラスカ州の荒野にうち捨てられ、旅行者にとって時には危険な「巡礼地」となっていた1940年代製のバスが、同州の軍用ヘリによって撤去された。 このバスはジョン・クラカワー(Jon Krakauer)氏による1996年のノンフィクション「荒野へ(Into the Wild)」に登場した ーInto the Wild | Exploring the Real Abandoned Bus 、また同作をショーン・ペン(Sean Penn)監督が2007年に映画化した『イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)』でも登場して有名になった。 ー      Into The Wild – Trailer 「マジック・バス(Magic Bus)」、または「フェアバンクス・バス142(Fairbanks Bus 142)」とも呼ばれるこのバスを「巡礼」する人は長年後を絶たず、中には荒野

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    arajin 2020/10/10
    「荒野へ」(ジョン・クラカワー)
  • 最新研究からわかる 学習効率の高め方 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

    書は、Amazon総合1位(無料)となった科学的学習法ののWeb版です。 12万部のベストセラーとなった前著と同様、図とイラストを使って分かりやすく解説しています。 英語学習者・教師・受験生・小学生~高校生の親御さんに読んでいただきたいです。 全5巻(派生巻も含めると全8巻)構成で、これは第1巻です。 それでは、さっそく、サイエンス誌に掲載された論文を解説します。 (サイエンス誌は、ネイチャー誌と双璧をなす、世界最高峰の学術誌です) この論文からは、学習効率に関する重要ポイントをいくつも学べます。 書は、基的には中学生でも読めるように書いてあります。 実際、書をある中学3年生の女の子に読んでいただいたところ、たいへん好評でした。 実際に期末試験の成績も上がり、志望校にも合格し、ご両親も喜んでおられました。 では、以下、論文の解説をどうぞ。 ■カーピキー2008実験 たとえば、英語

    最新研究からわかる 学習効率の高め方 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
  • 無限論の教室(野矢茂樹) - 夜が好きです。

  • 「本一冊を読み終えるのが難しい人」を最後まで行けるよう支える超シンプルな方法

    ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

    「本一冊を読み終えるのが難しい人」を最後まで行けるよう支える超シンプルな方法
  • 『「育ちがいい人」だけが知っていること』が売れる社会に逃げ場なし - シロクマの屑籠

    「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) リンク先の文章は、マナー書『「育ちがいい人」だけが知っていること』が30万部を売り上げるに至った現状を踏まえて、いまどきの不平等、いまどきの格差について記したものだ。 「育ちがいい人」だけが知っていること 作者:諏内 えみ発売日: 2020/02/20メディア: Kindle版 「育ちの良さ」とみなされ、実際、生育環境をとおして親世代から子世代へと世襲されるマナーや礼儀作法にもとづいた所作のひとつひとつが、いまどきの複雑化した能力主義(ハイパーメリトクラシー)のもとでは、逐一点検される。 たとえば就活生や婚活希望者は、そのことをあらかじめ知ったうえで就活や婚活に臨むから、自分自身の振る舞いを点検し、マナーや礼儀作法にかなった振る舞いをしようとする。「育ち」が良く、もともと礼

    『「育ちがいい人」だけが知っていること』が売れる社会に逃げ場なし - シロクマの屑籠
    arajin
    arajin 2020/10/01
    “そのような社会はマナー講師にとって望ましいものだろう”
  • 【読書】おすすめの本「三体」と「禍」という漢字についてのお話

    arajin
    arajin 2020/09/18
    宮崎美子さん。流石に上手い。チャンネル登録者数359人。これから急激に増えそう。
  • 今の日本に最も必要な科学的思考、社会へのエンジニアリングのかたまり 「貧乏人の経済学」パナジー&デュフロ著 山形浩生訳|TAKASU Masakazu

    ブームになったので、なにか政策が失敗するたびにナッジだのパターナリズムだのの用語を持ちだして賢しげに「こうすればうまくいくのに!」とコメントする人も多い。 (ナッジやパターナリズムは、思い込みを利用して成果を出すための仕組み。 ナッジ: なにか得する行動をするような仕掛けをつける。たとえばトイレの小便器の中心にハエの絵を書くと、そこめがけて小便する率が上がってトイレがキレイになる パターナリズム: 多くの人にとってオススメの選択肢に予めマルをつけておこう、たとえばレストランのメニューでヘルシーなものを目立つようにしておけば健康が改善するだろう) でも、「そうした岡目八目のほとんどは間違っている」というのが、まさに行動経済学だ。ノーベル賞をとった学者たちは、実験でそうした思い込みの存在を証明し、うまく思い込みを利用して他人の意思決定や行動を変えさせることに成功したことで評価されている。 失敗

    今の日本に最も必要な科学的思考、社会へのエンジニアリングのかたまり 「貧乏人の経済学」パナジー&デュフロ著 山形浩生訳|TAKASU Masakazu
    arajin
    arajin 2020/09/17
    「失敗した政策プロジェクトがあるなら」「「原因はなんで、その原因を突き止めるための実験を設計しよう」というべきだし、「自分自身がその問題について思い込んでることはなんだろう?」と考えるべきなのだ。」
  • 奇想の漫画家panpanyaの魅力とおすすめ24話【全作解説】|Shoichi Hasegawa

    何度読んでも面白いには、そう出会えません。初見の新鮮さ、二回目の熟読、時間を開けて読み直したときの再発見。私にとって、そんな魅力を持つ作家の1人が「panpanya」さんという漫画家です。 コアなファンが多いながらも、特徴的な絵柄と言語化が難しいストーリーの数々。今回、その全175話の作品を読み直し、その魅力と、中でもおすすめの24話を紹介します。 (『商店街のあゆみ』の発売にあわせて更新しました:2023.12.27) コアなファンが多い作品この漫画家と出会ったのは、青山ブックセンター。残念ながら、どこにでも置いてあるではありません。 バーグハンバーグバーグ創業者のシモダさんやGUILDの深津さんは、こんな風に紹介しています。 独特な感性によって描かれる世界観は微熱のときに見る夢に似ていて、懐かしさとカオスが感じられて頭がぼーっとしてきます。他の著書もそうですが、この作品を読んでいる

    奇想の漫画家panpanyaの魅力とおすすめ24話【全作解説】|Shoichi Hasegawa
  • [書評] 新装版 タネはどこからきたか? (鷲谷いづみ・埴沙萠): 極東ブログ

    ダーウィン『種の起源』 (1959)の12章に、実にダーウィンの人柄を感じさせるこういう話がある。 I took in February three table-spoonfuls of mud from three different points, beneath water, on the edge of a little pond; this mud when dry weighed only 6¾ ounces; I kept it covered up in my study for six months, pulling up and counting each plant as it grew; the plants were of many kinds, and were altogether 537 in number; and yet the viscid mud w

    arajin
    arajin 2020/09/07
    “本書でびっくりしたのだが、木の実は動物以外に虫にも食われるのだが、それで食われすぎないように、凶作の年がある。凶作はただ天候でそうなったのではなく、虫を飢えて殺すためらしい。”
  • 【書評】"ラップ"の語りで芥川賞を受賞した驚異の作品。モブ・ノリオ『介護入門』【純文学】

    arajin
    arajin 2020/08/28
    文庫版が他2編の短編を併録していてお得らしい。
  • TBSラジオ ときめくときを。

    ラジオ放送局「TBSラジオ」のサイト。TBSラジオの周波数は[AM954kHz/FM90.5MHz]。PCやスマートフォンではradiko(ラジコ)でもお聴きになれます。全国のラジオ34局ネットワークJRN(JapanRadioNetwork)のキーステーション。記事や番組内容、オンエア楽曲、最新イベント・グッズ情報などのコンテンツを毎日更新中!!

    TBSラジオ ときめくときを。
  • 謎の「おない」文化とは?日本社会に鋭くツッコむ京都精華大ウスビ・サコ学長 | 毎日新聞

    マリ共和国出身の京都精華大学長、ウスビ・サコさん(54)が新刊「アフリカ出身 サコ学長、日を語る」(朝日新聞出版、1650円)を出版した。使い慣れた関西弁で日社会に鋭くツッコみつつ、自由とは何か、教育とは何かを考える。書に込めた思いをサコ学長に聞いた。【清水有香】 ――約30人の大所帯で赤の他人も半数近く暮らす家に生まれ、<おまえ誰やねんの世界>で育った。<迷惑かけてなんぼ>の関係が当たり前だったサコ学長が1991年、京都大に進学して出合った日の謎が「おない」文化だった。例えば相手が同じ年齢と分かればぐっと距離が近づく、あれだ。 属性が同じ=話が通じ合うと考えることに今も違和感があります。「おない」は小さい頃に同じテレビ番組を見ていないといけない。それだけでパッと通じ合う。私の幼少期は国にテレビもないわけで「知らんがな」って(笑い)。例えば私が講演会で話した後に、「あの話分かる、私

    謎の「おない」文化とは?日本社会に鋭くツッコむ京都精華大ウスビ・サコ学長 | 毎日新聞
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    arajin 2020/08/24
    “「アフリカ出身 サコ学長、日本を語る」(朝日新聞出版、1650円)”
  • 毒親の正体は「家族だから何を言ってもいいと思っている」心の弱い人間

    昨日まで高熱で寝ていたため、ささいなことにいら立っていた。 こういう日に限ってイライラしてしまうようなできごとに遭遇してしまう。 歳を重ねるほど、子どもに怒鳴る親にムカついてきてたその1つに昨日入った飲店で…子どもがべきれないほどの量を注文して親に 「あんたが頼んだんでしょ!責任持ってべなさいよ!!」 となじっている母親を見つけた。 当然、べられない子どもはどうすることもできずに泣き出したのだが…泣いたら泣いたで「迷惑でしょ」という内容の罵倒をああでもないこうでもないとしていた。 冷静に考えればわかることなのに…母親が冷静さを欠いてガミガミ怒る姿に、ぼくは他人のことながらすごくイラッときた。 ちなみに、この系の人でトラウマだったのが、神戸の某ニュータウンで見かけた教育ママさんの 「『〇〇+××=』はいくつなの!?」 と怒鳴っていたやつ。 大人だって、いきなり二桁の足し算を大声で答え

    毒親の正体は「家族だから何を言ってもいいと思っている」心の弱い人間
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    arajin 2020/08/12
    「ど根性ガエルの娘」
  • [書評] アフター・ビットコイン2  仮想通貨vs.中央銀行(中島真志): 極東ブログ

    書名の確認もあって、アマゾンの書のページを開いたら、前著『アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』と一緒に購入しませんかという誘いが出てきて、そうだったなと思った。書『アフター・ビットコイン2  仮想通貨vs.中央銀行』を読むには、この前書の知識はかなり前提になっている。特に、ブロックチェーンの技術面については、前著が体系的に詳しい。 そして、次作にあたる書『アフター・ビットコイン2』も、仮想通貨の動向が中央銀行仮想通貨に、必然的に至る過程を、技術面からも体系的に描いている。こうした側面は、いずれ2冊を合にしたような教科書すら編纂できるだろう。 教科書的な体系記述以外にも、仮想通貨の現状に至るまでの過程についても詳しく描かれている。大筋で言えば、ビットコインからアルトコイン、ステーブルコイン、そしてデジタル通貨という流れだが、必ずしも直線的に変化していくわけ

    arajin
    arajin 2020/08/04
    “こうしたデジタル通貨の動向は最終的には、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に収斂していく(統一ではない)ことになる”