【調査会NEWS1769】(27.1.25) 「イスラム国」の人質事件については様々な情報が錯綜しており、ここで何かを論じるつもりはないのですが、何らかの決断をしなければならない最高責任者の重圧は並大抵のものではないと思います。私自身は拉致問題に関して安倍政権に批判的な立場ですが、今回のことに関しては総理、官房長官はじめ関係者の皆さんの努力が実るよう願っています。もちろん、後に対応の是非についてしっかりと議論されるべきは当然ですが。 話は変わります。今年大学の授業では簡単なシミュレーションをやりました。朝鮮半島を中心とした情勢変化で東アジアがどう動くかがテーマで、学生には途中途中で自分が総理大臣であればどう決断するかについて書かせてみました。後で「総理大臣であれば判断は相当大変なものだとあらためて感じた。ときには非情な判断もしなければならないし間違いが許されない中での重圧は計り知れないもの