「東京大改革宣言」を掲げ「東京の課題解決を図る」と訴える小池百合子都知事候補。過去・現在の発言をみると、小池氏が、福祉・子育て切り捨て、改憲、核武装をめざす人物ということが浮かび上がってきます。 福祉切り詰め 小池氏は13日の日本記者クラブの都知事選立候補予定者共同記者会見で、「(保育所にかかわる)さまざまな制限、広さ制限などを考慮すべきだ」と明言。政策でも「広さ制限などの規制を見直す」と宣言しています。 待機児解消のために今求められている認可保育所を増設するという発想ではなく、広さ制限を緩和して、同じ面積にさらに子どもを詰め込もうというのが小池氏の考えです。 さらに、全産業平均よりも月約10万円も賃金が低いことが保育士不足の最大の要因となっている保育士の待遇改善の問題については、「給与という形ではなく、空き家をシェアハウスして直接的な待遇改善を図る」(23日の東京・銀座の街頭演説)と訴え