日本共産党の仁比聡平議員が20日の参院本会議で行った秘密国会法(情報監視審査会の設置)の反対討論(要旨)は次の通りです。 本法案は、戦後初めて国会に秘密会を常設するという極めて重大な法案で、国会のあり方の根本にかかわるものですが、自公両党は会期末ぎりぎりに提出し、実質、会期末前日に合意なく強行付託され、わずか7時間で強行採決されました。 議会のあり方に重い責任を負い、議事運営のルールを最も重んじねばならないのが、議院運営委員会と議運委理事会です。にもかかわらず、法案の内容の説明さえなしに提出され、理事会での協議もまったく行われないなか審議が強行されました。発議者の答弁は支離滅裂で、到底、審議に耐えるものではありません。昨年の臨時国会に続き、解釈改憲の暴走とあわせ、ここまでして憲法と議会制民主主義を壊して進もうとする与党の暴挙に、はらわたが煮えくり返る思いであります。 本法案は、第一に、昨年