今日は月曜日、一週間の始まりだ。 昨日は、久しぶりに祖父の祭祀に参加し、在りし日を懐かしく振り返った。いつもより人数が多く、そうなると思い出話にますます花が咲く。帰路、家族たちを乗せた車の中で、祭祀に参加しなければ祖父を思い出すこともないと、少々申し訳なく思った。 先週は沖縄で殺された二十歳の女性のことばかり考えていた。 散歩中の女性が強姦され、殺されたことが信じられなかった。しかし、犯人が捕まり、「無事に戻ることを考えていた。何も話すことはない」という家族のコメントが流れると、奪われた命が戻らない現実が押しよせ、さらに、沖縄と在日朝鮮人が日本で置かれた現実とが重なり、どんどん気持ちが沈んでいった。 あさって5月25日は、東京無償化裁判の第10回口頭弁論が東京地裁で11時から行われる。原告の62人は、東京朝鮮高級学校を全員卒業しており、今は後輩たちが裁判や金曜行動を担っている。 毎回、取材