「彼らは善にかえて悪を報い、私のたましいは見捨てられる」(詩35:12)。 図書館で上記の本を借りて読みました。副題は「福島第一原発レベル7の現場」です。 まず本の折り返しの印刷部分にこうあります。「高濃度の汚染のなかで、事故の真の収束を目指し、日夜、作業員が働いている。被曝は避けられず、過酷な現場では労災も続発する。だが、それでもなお、劣悪な労働環境は改善されない。横行する違法派遣・請負、労災隠し…。危険手当さえ、ピンハネされる。それでもなぜ、彼らは働くのか」とあって、布施氏は作業員の肉声を出来るだけ伝えようとしています。私たちはこの作業員の犠牲により、一見安泰に見えますが、彼ら使い捨てられている作業員の事を知らないままでよいのでしょうか? 画像はhttp://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-922.htmlより。 今3・11から1年9か月以上経