日本共産党中央委員会が24日、「脱原発」をめぐり党国会議員の活動を恣意(しい)的に報道した件で、東京新聞編集委員会に手渡した抗議文は以下の通りです。 貴紙の「脱原発本気度」報道への抗議と是正の要望 総選挙を目前にして各党・候補者が激しくしのぎを削っているこの時期、東京新聞23日付は「脱原発本気度 議員活動で検証」という記事を掲載した。これは、「前衆議院議員たちが、原発政策についてどんな活動をしてきたか」「党の政策とは別に、個人の判断で『脱原発』活動に参画する議員も少なくない」として、候補者の「脱原発本気度」を検証して描き出そうとしている。しかし、その際の物差しはきわめて恣意的で、それを補う取材なども何らなされていないものであり、わが党議員にかんしては、真実をおおきくねじ曲げるものとなっている。 1、「脱原発基本法案」について 「原発ゼロ」は、総選挙の大きな争点の一つになっており、「原発ゼロ