衆院厚生労働委員会で生活保護法改悪案の可決が強行された31日、日本共産党の志位和夫委員長が衆院議員面会所での抗議行動で行った発言は次の通りです。 申請を断念させ追い返す「水際作戦」の合法化は、絶対に許せない みなさん。お疲れさまです。 まず、わずかな審議で、しかも、朝日生存権訴訟の朝日健二さんを参考人としてお呼びして、生活保護のそもそもとは何なのかということをお聞きしたその日に、自民、公明、民主、維新、みんなが採決を強行したことに対して、みなさんとともに断固として抗議の声をあげたいと思います。(拍手) 今度の改悪案の最大の問題というのは、生活に困窮された人が生活保護の申請を行うときに、書類の提出を義務づけるというところにあります。すなわち、これまで違法だった「水際作戦」を合法化するところに、最大の問題があります。 これまでも、生活保護行政の現場では、保護を求めてきた人を単なる「相談者」とし