これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 先日、研究所に一本の電話がかかってきました。BBCの記者だと言います。 NHKの籾井会長についての記事を書いていて、たまたま私のブログを見つけたので、その一部を使わせて欲しいと仰います。 もちろん、私は「良いですよ」と答えました。使いたいのは、2月6日付の「『NHK乗っ取り作戦』が安倍首相の躓きの石になるかもしれない」というブログの記事だそうです。 驚きましたね。このような取材があるのも、NHK会長問題が国際的な注目を集めているということの証左でしょう。それだけ報道のあり方にとって重大な問題を提起しているということを意味しています。 実は、NHKと大原社会問題研究所は若干の関わりがあります。戦後の早い段階で、研究所の初代所長を務めた高野岩三郎がNHK会長に就任したからです。
〈NHK籾井会長の暴言〉NHKが野蛮で無知で、総理の私物であることは許されない/永田浩三 2014年02月05日 14:56 主要ニュース 「個人的な意見だ」「不徳の致すところ」という弁解などまったく通じない。NHKという世界最大の公共放送のトップとしての就任会見で、籾井(もみい)勝人氏は、「慰安婦」問題や特定秘密保護法などについての持論を展開した。しぶしぶではない。言いたかったことを、ここぞとばかりに披露したのである。 なかでも、「慰安婦は戦争をしているどこの国にもあったこと」と述べ、韓国からの補償要求は「おかしい」と言い放った。こうした発言に韓国政府も中国政府もすぐさま非難の声をあげた。NHK会長が俗論を吹聴し、それが外交問題に発展するなど驚天動地の事態だ。「どこの国にも」の説明ではドイツ、フランスの国名を挙げ、「オランダには飾り窓がある」と語った。飾り窓は売春街のことを示す。
日本共産党の山下芳生書記局長は27日、国会内で記者会見し、籾井勝人NHK会長の発言について「日本軍の関与を認めて謝罪した河野洋平官房長官談話など政府の立場と異なり、歴史的事実にも反するものだ。公共放送の会長としての資格はないといわねばならない重大な発言だ」と厳しく批判、国会で発言の真意をただす必要性を指摘しました。 山下氏は「放送法の1条2項には『放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保する』と明記されている。この放送法の趣旨からみても発言は不適切だ」と強調。また、籾井氏が会見で「NHK組織のボルトとナットをもう一回締め直す」と発言したことにふれ、「会長の誤った歴史認識に基づいて締め直されたら、NHK全体が放送法の趣旨からはずれた組織になってしまうと大変危惧をする」と警鐘を鳴らしました。 山下氏はさらに、籾井氏が、国際放送では明確に日本の立場、政府の立
日本の公営放送NHKの籾井勝人・新任会長の慰安婦発言は、歴史的な事実をわい曲した妄言だ。彼は就任会見で「韓国だけでなく戦争地域には(慰安婦が)あったし、ドイツ・フランスなどにもあった」として「韓国が日本にだけ強制連行したと主張すると話が複雑だ」と話した。 日本軍の慰安所が問題になるのは、類例のない「日本式の強制性」のためだ。植民地や占領地から女性たちが動員される過程で甘言・強圧が多く日本の官憲の介入があった。慰安所の生活も強制的なものだった。1993年8月の河野洋平・官房長官の談話はこれを明確にした。日本政府の調査結果の事実を認めたのだ。慰安所は軍当局の要請によって設置され、慰安所の設置・管理および慰安婦の移送に関しては旧日本軍が直接あるいは間接的に関与したと談話は明示した。慰安婦の募集に日本官憲の介入があったし、慰安所生活は「残酷な強制」であった点も確認した。「強制性」に関するこのような
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政制度分科会は21日、2013年度予算案の編成に向けた歳出削減策に関する報告書を麻生太郎財務相に提出しました。報告書は、消費税増税と社会保障切り捨ての「一体改革」が実現しても「社会保障給付費の公費負担に対し、消費税収はなお巨額の不足」と強調し、さらなる消費税率引き上げと社会保障のあらゆる分野での改悪を求めました。 具体策として、医療では▽70~74歳の患者負担を倍増する▽高度医療の保険適用に費用対効果などの判断ルールを導入する▽風邪薬や湿布などのような市販品類似薬を保険給付の対象から外す―などを並べました。 介護では▽利用料(現在1割)を早急に引き上げる▽保険給付を「要介護3」以上に重点化し「軽度者」は対象から除外する▽介護施設の入所者を「重度者」に限定する―など、年金では▽支給額を毎年0・9%ずつ減らすことになる「マクロ経済スライド」を物価の動向に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く