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ブックマーク / xtech.nikkei.com (159)

  • 第1回 デザイナーがこだわりたいAndroidアプリのデザインとは?

    現在Androidマーケットにあるアプリで「このデザインなら使いたい!」と思えるようなものは、残念ながら多くありません。デザイナーがそもそもプロジェクトにかかわっていないと思われるものもあれば、デザイナーはいるけれども全体として統率がとれていないものも多くあります。 すぐれた機能のアプリであっても、ユーザーの満足度はデザインのクオリティによってかなり左右されてしまいます。この連載では、Androidアプリデザインのクオリティ向上を願い、実装のノウハウとともにデザイナーのこだわりと気持ちをお伝えしていきたいと思います。 アプリの実際のXMLコーディングを通し、デザイナーがこだわるAndroidアプリのデザインを、いかにXMLで表現するかを突き詰めて考え、実装していきます。

    第1回 デザイナーがこだわりたいAndroidアプリのデザインとは?
  • スマホアプリの開発はマルチOSで

    スマートフォンのアプリケーション開発には様々な方法がある。どれを選ぶかは、利用したいアプリケーションの機能によって変わる。ユーザー企業からアプリケーションの開発を受注するベンダーにとっても、条件は同じである。 まず決めなくてはならないのがスマートフォン上で動くネイティブアプリケーションを作るか、Webアプリケーションにするかだ。現状では、「アプリケーションのパフォーマンスを上げやすい」「操作性の高いUIが作りやすい」「通信圏外でも利用できる」といった利点を評価して、ネイティブアプリケーションの開発に力を入れている企業が多い。以下でネイティブアプリケーションの開発手法を中心に見ていこう。 OS個別かマルチ対応か スマートフォンのネイティブアプリケーション開発には、OS固有の開発言語を使う手法と、マルチプラットフォーム対応のアプリケーション開発ツールを利用する手法の二つがある。OS固有の開発言

    スマホアプリの開発はマルチOSで
  • 第9回 JavaScriptは控えめに ~クロスブラウザ対策地獄からの脱出~

    ついに連載の最後となりました。今回のテーマはJavaScriptの設計スタイルです。 JavaScriptで様々なアクションを実現しようとすると,ブラウザによって挙動が異なったり,場合によっては動かない場合があります。例えば,標準化されているW3C DOMといえども,ブラウザの種類やバージョンによってその実装の度合が異なるからです。 今日,様々なブラウザがあふれており,またそれらのバージョンも多岐にわたります。すべてのブラウザ,そしてすべてのバージョンで全く同じように動くようにするというのは,もはや現実的ではありません。 そこで,近年,Unobtrusive Scriptingと呼ばれるスクリプティングの考え方が注目されるようになりました。"Unobtrusive"は,"でじゃばらない","控え目な","つつましい"といった意味を持っています。 Unobtrusive Scripting

    第9回 JavaScriptは控えめに ~クロスブラウザ対策地獄からの脱出~
  • HTML5アプリは、ここが難しい

    米国の雑誌「Playboy」がHTML5で開発したアプリ「iPlayboy」をリリースしたのが2011年5月。翌月には英国の新聞Financial TimesのHTML5アプリ「FT Web App」がリリースされて話題を呼んだ。7月には、日経済新聞社が「日経済新聞SP」をベータ版としてリリースしている。 同じころ、HTML5アプリの企画をITproでも進めていた。ITproでは毎年、ITpro EXPO展示会にあわせて「ITpro Magazine」という雑誌を制作している。今年はそれを電子雑誌としてリリースすることが決まっていた。電子雑誌の作り方はいろいろあるが、今回はHTML5アプリにすることになったのだ。開発期間は約2カ月。そして10月3日、HTML5アプリ「ITpro eMagazine 2011年秋号」のリリースにこぎ着けた。うたい文句は“スマホで読む電子雑誌”である。 「

    HTML5アプリは、ここが難しい
  • 安心・安全に「私物スマホ」を使わせるには

    私物のスマートフォンやパソコン(PC)を使い、社外から業務システムを利用することには、主に5つの利点がある。ただし企業は相応のセキュリティ対策を施すべきだ。その際、会社支給の端末ではなく私物であるがゆえ、従業員の権利や利便性を損なわないようにしつつ、会社としてのセキュリティを高める必要がある。両者の折り合いをどうつけるかがポイントとなる。システム部門は「個人のわがままに付き合う」という姿勢ではなく、「従業員に協力してもらう」という姿勢でセキュリティを高める仕組みを構築するといいだろう。今回は、私物スマホを安心・安全に使わせるノウハウを紹介する。 私物のスマートフォンの業務利用を認める場合と、ノートPCデスクトップPCの利用を認める場合とでは、セキュリティ対策のポイントが異なる(図1)。 スマートフォンでは紛失対策が柱になる。外出先などに持ち歩いて、端末を利用するケースが多いためだ。落とし

    安心・安全に「私物スマホ」を使わせるには
  • Android搭載端末で発券システム構築

    来店客にボタンを押してもらって番号札を発行し、順番になると番号を呼び出して顧客対応を行ういわゆる「発券システム」。同システムを、Android搭載スマートフォンを中心にして構築した企業がある。神奈川県と東京都に携帯電話ショップを構えるシステムステーションだ。既に2店舗に導入済みで、今後も導入店舗を増やしていく。このほか、同業他社への外販も検討しているという。 「専用システムは、信頼性は高いがコストも高い。その点、Androidで構築した発券システムは安価で機能拡張などの自由度も高い」(システムステーションの戸塚勇人・代表取締役)。 横浜市港北区に社を置くシステムステーションは、Android搭載スマートフォンを中心に構築した発券システム「モバイル呼出システム」を携帯電話ショップに導入した。2011年2月に「docomoショップ綾瀬タウンヒルズ店」で、同年4月に「auショップ旭今宿店」でそ

    Android搭載端末で発券システム構築
  • オープンゆえにリスクも高いAndroid

    2011年夏商戦向けに、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話3社はAndroid(アンドロイド)スマートフォンの新製品を多数投入する。全部で20機種前後が登場する見通しだ。米グーグルのOS、Androidの魅力は「オープン」であること。OSのライセンス料がフリーで仕様も公開されているため、端末やアプリケーションを開発しやすいのに加え、ユーザーがアプリケーションを自由にインストールできる。それだけに、マルウエア(不正なプログラム)[注1]も登場しやすく、パソコンと同等以上のセキュリティ対策が欠かせない。 米グーグルAndroidは、アプリケーションを自由に配布、販売できるなど、オープン性に特徴があるOSだ。セキュリティ対策に関しても、グーグルが機能やサービスを一通りそろえているわけではなく、サードパーティーのセキュリティサービスや製品を選び組み合わせる“自衛策”が求められ

    オープンゆえにリスクも高いAndroid
  • Androidユーザーに悪夢再来か

    米シマンテックが、Androidを狙った新たなマルウエア「Android.Lightdd」についてブログで説明している。 Android.Lightddは、「Android.Rootcager」(別名「Droid Dreams」)の後続種と見なされているという。Droid Dreamsは、Android端末のルート権限を奪おうとするマルウエアで、同種のマルウエアとしては最初にユーザー環境で検出された。 ただLightddにはトロイの木馬化されたパッケージが加えられており、パッケージの名前が「lightdd」で終わっている。検出当初の報告では、Lightddが関連しているパブリッシャーのアカウントは5件だったが、シマンテックはさらにもう1件発見した。いずれのアカウントも現在は停止になっているという。 写真●Android.Lightddを説明する画像 LightddがDroid Dreams

    Androidユーザーに悪夢再来か
  • 携帯電話にないスマートフォンの危険性

    iPhoneAndroid端末に代表されるスマートフォンの話題があふれている。「思い切って機種変更した」「使ってみたい」という人も多いだろう。ところが今は、スマートフォンを安心して使うために必要なセキュリティ対策に関する情報が不足気味だ。スマートフォンでは、従来の携帯電話では不要だった対策が必要になってくる。そこに潜むリスクは大きい。企業でスマートフォンを一括導入するならなおさら、深い知識が欠かせない。 今では想像がつかないかもしれないが、パソコンの普及初期に、セキュリティ対策が不要な時期があった。格的に普及しだしたスマートフォンについても、遠からず同様に振り返る時が来るはずだ。早くも、スマートフォンを標的にした攻撃が見つかり始めているからである。 スマートフォンを狙う攻撃といわれて、ピンとこないかもしれない。そこでセキュリティ大手、ラックのスマートフォンセキュリティ研究所の研究員であ

    携帯電話にないスマートフォンの危険性
  • Webフィルタリング機能も搭載、高セキュリティすぎて使いにくい面も

    今回はエフセキュアが2011年5月11日に発売した「エフセキュア モバイル セキュリティ for Android」の機能を見ていく。 日法人であるエフセキュアの親会社は、フィンランドに社があるF-Secure。同社は1999年から携帯電話のセキュリティ対策の研究を開始し、2001年には世界初のモバイル向けセキュリティ製品を発売した企業だ。モバイルセキュリティに関しては老舗と言える。そのF-SecureがAndroid OS向けに投入した製品がモバイル セキュリティ for Androidである(関連記事)。 対応するOSは、Android 2.1、同2.2、同2.3。エフセキュアによると、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルが販売している計17機種のスマートフォンとタブレット端末について動作確認済みだという。 今回は、NTTドコモの「GALAXY S(S

    Webフィルタリング機能も搭載、高セキュリティすぎて使いにくい面も
  • 次期版AndroidでNFCを使った「0-Click Sharing」をサポート

    Google社は2011年5月10日、米国サンフランシスコで開催している開発者向け会議「Google I/O」において「How to NFC」と題したセッションを開催した。その中で、次期版Android「Ice Cream Sandwich」でのNFCの機能拡張について説明した。 Ice Cream Sandwichでは2台のスマートフォンを近づけただけで再生中のコンテンツを交換できる「0-Click Sharing」をサポートするという。具体的には、一方のスマートフォンに表示されている電話帳やWebページ、YouTubeビデオをユーザーが操作することなく、互いのスマートフォンを近づけただけで他方に送付できる。講演では、NFCコントローラを外付けした米Motorola Mobility社のタブレット端末「XOOM」に、Google社の「Nexus S」を近づけ、Nexus Sで再生中のY

    次期版AndroidでNFCを使った「0-Click Sharing」をサポート
  • 6つの利用シーンに対応したCitrix XenDesktop

    デスクトップの仮想化は、情報システム部門の担当者にとって、今後のシステムを考えたときに必須の要件となってくるだろう。事実、多くの調査会社が、今後数年でデスクトップの多くが仮想化されていくと予測している。 ただ、デスクトップの仮想化というと、たいていのケースではVDI(Virtual Desktop Infrastructure)方式が語られる場合が多い。確かに、データセンターに仮想化プラットフォームを並べてその上でWindows 7などのクライアントOSを稼働させ、画面転送方式で利用者にデスクトップ環境を提供する方式はデスクトップの仮想化という言葉と結びつきやすく分かりやすい(図1)。管理面でのメリットも大きい。 しかし、実際の利用ケースを考えると、日々2、3種類のアプリケーションしか利用しないような定型業務中心のユーザーにはWindows 7のデスクトップは不要だし、仮想化には不向きな特

    6つの利用シーンに対応したCitrix XenDesktop
  • [4]デバイス管理で安心度を高める---Android

    Android向け 電話機能まで細かく管理可能 Android端末向けのMDM(モバイルデバイス管理)システムでは、iPhone/iPad向けと決定的に違う点が二つある。 一つはスマートフォンにエージェントソフトを導入する必要がある点だ。iPhone/iPadに搭載されているiOSには遠隔からスマートフォンを管理するAPIが備わっているのだが、Androidには組み込まれていない(表1)。 グーグルは「Android 3.0で管理用APIを搭載する」と発表しているが、どのような管理ができるか詳細は不明である。このため、MDMベンダーはスマートフォンを管理するためのエージェントソフトを独自に開発している。 もう一つは、iPhone/iPadでは実現不可能なハードウエアに近いレベルまで、細かい端末管理ができる点だ。電話機能まで管理できる仕組みなどを、MDMベンダーは独自に開発している。 SMS

    [4]デバイス管理で安心度を高める---Android
  • MicrosoftがIE10を初披露、HTML5準拠とパフォーマンスの向上をアピール

    写真2●キーノートで紹介されたカヤックの「SVG Girl」<br>HTML5のSVGを使ってアニメーションを表示している。 米Microsoftは現地時間2011年4月12日、米国ラスベガスで開催したMIX11初日のキーノートにおいて、Internet Explorer(IE)の次期バージョンInternet Explorer 10(IE10)を初披露した。IE10ではHTML5への対応をさらに進め仕様を拡大すると同時に、処理速度も向上させるとアピールした。 MIX11初日のキーノートではまず、同社でIEを担当する副社長のDean Hachamovitch氏(写真1)が登壇、提供を開始したばかりのIE9について説明した(日では震災の影響で4月26日に公開を延期)。IE9の提供により、HTML5をWindows上でネイティブに扱えるようになり、これまでHTMLだけでは実現が難しかったコン

    MicrosoftがIE10を初披露、HTML5準拠とパフォーマンスの向上をアピール
  • 「ANDROIDOS_GEINIMI.A」(アンドロイドオーエス ゲイニミ)

    今回は「ANDROIDOS_GEINIMI. A」を取り上げる。名前に「ANDROIDOS」とあるように、Googleが提供するAndroid OSが搭載されたスマートフォンなどの端末で動作する不正プログラムである。Android端末で動作する不正プログラムは、高額の請求が発生する電話番号へテキストメッセージを勝手に送信する「ANDROIDOS_DROIDSMS.A」や「ANDROIDOS_FAKEMOBI.B」、ユーザーの位置情報を無断収集する「ANDROIDOS_DROISNAKE.A」などが既に確認されている。これら従来のAndroidを対象とした不正プログラムと比較して特筆すべき点は、ボットとして動作することだ。 この「ANDROIDOS_GEINIMI. A」は、Androidに感染する最初のボットとしてトレンドマイクロが確認した不正プログラムである。Androidで動作するボッ

    「ANDROIDOS_GEINIMI.A」(アンドロイドオーエス ゲイニミ)
  • [2]FeliCaとNFCの仕様を理解する

    スマートフォンに広がるFeliCaとNFC(近距離無線通信)。両者は競合関係として比較されることが多いが、端的に言うと両者は包含関係にある。後発規格のNFCが、実装で先行していたFeliCaを含むという関係である(図1)。

    [2]FeliCaとNFCの仕様を理解する
    braitom
    braitom 2011/04/05
  • “ややこしい”Android

    Androidの勢いは増すばかりだ。米IDCが3月29日に発表した市場予測によると、2011年のスマートフォン出荷台数は前年比5割増しになる見込みで、Androidのシェアはそのうち4割に達するという(関連記事)。iPhone/iPadはもちろん、長い間スマートフォン市場をけん引してきたSymbianも抜き、トップに立つ見込みである。 その一方で、かねてから言われてきた“Androidの混在問題”が、いよいよややこしくなってきた。Androidの混在は、大きく二つある。一つは、バージョンの混在。もう一つは、ディスプレイの混在だ。 バージョンの混在 Androidは、バージョンアップのペースが速い。国内初のAndroidスマートフォン「HT-03A」に当初搭載された「1.5」がリリースされたのが、2009年4月。その後、「1.6」(2009年9月)、「2.1」(2010年1月)、「2.2」(

    “ややこしい”Android
  • [2]企業のスマートフォン導入に潜むリスク

    通勤電車や営業活動での外出中、あるいは待ち合わせの時間といった様々なビジネスシーンで、多くのビジネスパーソンがスマートフォンを活用している。スマートフォンには、その機動性を生かした非常に便利な機能が搭載されている。スケジュール管理やGPS機能付きの地図情報を駆使して顧客を訪問したり、クラウドサービスを利用するなどして外出先で資料を確認したり、次の商談で必要な情報を調べたり---。スマートフォンの使用用途は多岐にわたる。 忙しい現代のビジネスパーソンにとって、スマートフォンは欠かせないツールにもなり始めた。中には、社内の情報システム部が規制しているにもかかわらず、スマートフォンを仕事に活用している人もいるだろう。しかし、こうした現実と世の中の流れもあり、各企業の情報システム部門もスマートフォンやタブレット端末などの存在は無視できなくなってきた。暗黙で利用を認めているような状態ではないのだろう

    [2]企業のスマートフォン導入に潜むリスク
  • スマートフォンで被災現場の状況を報告できるクラウドサービス、ゴーイングが無償提供

    ゴーイング・ドットコムは2011年3月16日、震災の被害を受けた企業や組織を支援するため、スマートフォンのカメラとGPS機能を活用して「現場からの写真付き報告」を支援するSaaS型クラウドサービス「SmartAttack」(写真)を期間限定で無償提供すると発表した。 対象となるのは、「保有する建物や設備の地震による被害状況を把握する必要のある組織」で、提供期間は3月22日から7月31日まで(申し込みは4月30日まで)。 SmartAttackは、(1)現場に向かう作業員に対してスマートフォン経由で正確な位置情報と作業内容を伝える、(2)現場に到着した作業員がスマートフォンを使ってその場で写真付きリポートを作成および送信する---という「現場への作業指示」と「現場からの報告処理」をスマートフォンとクラウド技術を使って実現するサービス。 作業員は、スマートフォンの画面で表示される項目を埋めてい

    スマートフォンで被災現場の状況を報告できるクラウドサービス、ゴーイングが無償提供
  • 公式Androidマーケットに登場した脅威、ルート権限を取得

    3月初め、米グーグルのモバイルプラットフォーム「Android」を狙った脅威が公式のAndroidアプリケーションマーケット「Android Market」で見つかった。このためか、モバイル、特にスマートフォンのセキュリティに関するブログがよく目に付く。 米シマンテックとロシアのカスペルスキーラボは、まさにこの、Android Marketで公開されていた不正アプリについての記事を公開している。 まずシマンテックは、ブログで解説し、不正アプリケーションのリストを公開した。 これまで、Android向けの不正アプリケーションは非公式のマーケットで提供されているものだった。しかし今回、マルウエア開発者は、人気の高い無償アプリケーションに悪質なコードを組み込み、端末のルート権限取得、データ収集、バックドア開放などの機能を持たせ、アプリケーション名とパブリッシャー名を変えて公式マーケットに再登録し

    公式Androidマーケットに登場した脅威、ルート権限を取得