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ブックマーク / piyolog.hatenadiary.jp (11)

  • iPhoneのメールアプリの脆弱性を狙うゼロクリック攻撃についてまとめてみた - piyolog

    2020年4月22日、iPhoneの標準メールアプリに脆弱性が発見され、さらに悪用した標的型攻撃が既に発生していたとして北米のサイバーセキュリティ企業ZecOpsが調査結果を公開しました。その後、AppleはZecOpsが報告した悪用の事実はないとして一部否定する見解を示しています。(4/26 追記)ここではこの脆弱性に関連する情報をまとめます。 何が見つかったの? 影響を受けるiOSの標準メールアプリ iPhoneiPadが影響を受ける脆弱性が報告された。脆弱性が確認されたのは標準のメールアプリ(Mobilemail/Maild)。 脆弱性悪用によりメール内容の流出や変更、削除が行われる恐れがある。また他の脆弱性を組み合わせた攻撃によりデバイスをのっとられる可能性がある。 4月23日時点でゼロデイ(修正方法がない)状態。13.4.5で修正見込み。(ZecOpsが13.4.5β版で修正確

    iPhoneのメールアプリの脆弱性を狙うゼロクリック攻撃についてまとめてみた - piyolog
    braitom
    braitom 2020/04/26
    これはやばいな。“メールを送るだけというシンプルな方法で攻撃が可能。攻撃対象が操作する必要がほぼない”
  • SSRF攻撃によるCapital Oneの個人情報流出についてまとめてみた - piyolog

    2019年7月29日、米金融大手 Capital Oneは不正アクセスにより1億人を超える個人情報が流出したと発表しました。WAFの設定ミスに起因して、Server Side Request Forgery(SSRF)攻撃を許したことにより情報を盗まれたと見られています。ここでは関連する情報をまとめます。 Capital Oneによる公式発表 Information on the Capital One Cyber Incident(米国向け) Information on the Capital One Cyber Incident(カナダ向け) Frequently Asked Questions (1)影響範囲 影響が及んだ人数の内訳は以下の通り。 米国 約1億人 カナダ 約600万人 発表時点でCapital Oneは流出した情報が外部へ出回ることや、詐欺への使用は確認していない。

    SSRF攻撃によるCapital Oneの個人情報流出についてまとめてみた - piyolog
  • ハッシュ化されていなかったG Suiteのパスワード問題についてまとめてみた - piyolog

    2019年5月21日、GoogleはG Suiteに保存されたパスワードの一部に問題(ハッシュ化が行われていなかった)が確認されたとして利用者へ案内を行っています。ここでは関連する情報をまとめます。 Googleの発表 cloud.google.com この問題の影響はビジネス向け利用者(G Suite ユーザー)が対象。 無料のGoogle アカウントへの影響はない。 2つの問題が確認され、いずれも修正されている。 問題を悪用した兆候は確認されていない。 確認された2つの問題 No 発生原因 保存内容 影響期間 問題① 管理コンソールのパスワード設定・復元機能バグ パスワード平文のコピー 2005年以降 (問題のツールは削除済) 問題② ユーザーサインアップ時の暗号化された内部システムへの誤保存 パスワード平文の一部 2019年1月以降 (保存は最大14日間) Googleは問題①を20

    ハッシュ化されていなかったG Suiteのパスワード問題についてまとめてみた - piyolog
  • Windows リモートデスクトップサービスの脆弱性 CVE-2019-0708についてまとめてみた - piyolog

    2019年5月15日、Microsoftは定例アップデートを行い、複数の脆弱性が修正されています。この中で、CVE-2019-0708として採番された脆弱性がWormとなりうるものだとして注意喚起が行われています。Microsoftは2017年のWannaCryの再来となる恐れがあるとし、既にサポートが終了しているWindows XPなどにも修正プログラムを公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性概要 Microsoftが公開したセキュリティ情報をまとめると次の通り。 CVE-2019-0708 | Remote Desktop Services Remote Code Execution Vulnerability 影響 リモートデスクトップサービスに任意のコード実行をされる脆弱性。第三者により標的のシステム上で任意のプログラムやデータやアカウントの作成や操作が行われる恐

    Windows リモートデスクトップサービスの脆弱性 CVE-2019-0708についてまとめてみた - piyolog
  • Citrixへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    Citirixは、自社内のネットワークが不正アクセスを受け、社内資料がダウンロードされた可能性があると発表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 公式発表 www.citrix.com www.citrix.com カリフォルニア州検事総長宛レター www.documentcloud.org カリフォルニアでは州法で州住民500人以上に影響が及んだ場合に当局への報告義務がある。 インシデントタイムライン 日時 出来事 2018年10月13日 Citrixが確認した不正アクセスの開始日 2018年10月15日 ResecurityはCitrixへの不正アクセス発生(一部)と推定。※ 2018年12月28日 ResecurityがCitrixに対してセキュリティ侵害に関して情報提供。※ 2019年3月6日 FBIがCitrixに対しセキュリティ侵害の情報提供。 2019年3月8日 Cit

    Citrixへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
    braitom
    braitom 2019/03/14
    これは...“重要なアプリケーションに対する2要素認証の回避技術を独自に持っている”
  • Google Chrome PDFビューワーの情報漏えいの脆弱性についてまとめてみた - piyolog

    Exploit検出のサービスを公開しているEdgeSpotはChromePDFビューワーに情報漏えいの脆弱性が確認されたとして不具合に係る情報を公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性の概要 EdgeSpotがChrome PDFビューワーの情報漏えいの脆弱性を次の記事にまとめている。 blog.edgespot.io 概要は以下の通り。 影響 ユーザーが意図せずHTTPリクエストを送出し、情報漏えいする恐れ 影響を受ける対象 Google Chrome (72.0.3626.119で発生を確認) 脆弱性の名称 無し CVE 確認できず PoC インターネット上で脆弱性の利用が既に確認されている。 対策 2019/3/1時点で未修正。 修正されるまでAdobe製のPDFリーダーの利用を推奨。 2019年4月下旬ころ修正の予定と発見者は報告。 Edge、Adobe Acro

    Google Chrome PDFビューワーの情報漏えいの脆弱性についてまとめてみた - piyolog
  • 2018年10月に発生した東京証券取引所のシステム障害についてまとめてみた - piyolog

    2018年10月9日午前中に発生した東京証券取引所のシステム障害について関連情報をまとめます。 公式発表 2018年10月9日 株式売買システム(arrowhead)における一部接続障害について 2018年10月23日 10月9日に株式売買システムで発生した障害について [PDF] 10月9日に株式売買システムで発生した障害について [PDF] 別紙 発生事象の概要図 10月9日に株式売買システムで発生した障害について−株式会社東京証券取引所(2018年10月23日)https://t.co/pu1kVnQjnH pic.twitter.com/fk6juTTvLg— piyokango (@piyokango) October 23, 2018 タイムライン 日時 出来事 2018年10月6日〜8日 メリルリンチ日証券が仮想サーバーを新規に増設。 同期間 メリルリンチ日証券が仮想サー

    2018年10月に発生した東京証券取引所のシステム障害についてまとめてみた - piyolog
    braitom
    braitom 2018/10/25
    東証のシステム障害のまとめ
  • 2018年のリスト型攻撃の被害事例をまとめてみた - piyolog

    2018年に発表されたリスト型攻撃、またはそのような攻撃の被害を受けたとみられる事例をまとめます。 2018年に発表されたリスト型攻撃事例一覧 No 被害発表日 被害組織 不正アクセス発生時期 被害件数 情報漏えい被害(可能性含む) 金銭的被害(可能性含む) 1 2018年1月24日 株式会社 キタムラ 2017年11月115日〜2018年16日 非公表 有り 無し 2 2018年2月26日 株式会社 ディノス・セシール 非公表 非公表 非公表 非公表 3 2018年3月7日 株式会社 ノジマ 2018年1月15日〜1月18日 2018年2月6日〜2月10日 2018年2月23日〜25日 7アカウント、20件 有り 無し(注文全て取消) 4 2018年3月14日 株式会社 カヤック 非公表 非公表 非公表 非公表 5 2018年4月16日 エーアンドエー株式会社 2018年4月5日〜4月6

    2018年のリスト型攻撃の被害事例をまとめてみた - piyolog
  • Coincheckで発生した暗号通貨XEMの不正送金事案についてまとめてみた - piyolog

    2018年1月26日、コインチェック社が運営する取引所Coincheckにおいて、同社が管理するXEMが外部に送金される事案が発生しました。ここでは関連情報をまとめます。 コインチェック公式発表 プレス 2018年1月27日 Coincheckサービスにおける一部機能の停止について 2018年1月28日 不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について 2018年1月28日 日円の入金について 2018年1月29日 当社に対する金融庁の業務改善命令について 2018年1月30日 各キャンペーン一時停止のお知らせ 2018年1月30日 出金再開の予定につきまして 2018年1月31日 公式ブログメンテナンスのお知らせ 2018年2月3日 日円出金の再開の見通しについて 2018年2月9日 日円出金再開のお知らせ 2018年2月13日 業務改善命令に係る報告書提出のご報告

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  • CPUの脆弱性 MeltdownとSpectreについてまとめてみた - piyolog

    2018年1月3日にCPUに関連する3つの脆弱性情報が公開されました。報告者によるとこれらの脆弱性はMeltdown、Spectreと呼称されています。ここでは関連情報をまとめます。 脆弱性の概要 報告者が脆弱性情報を次の専用サイトで公開した。 Meltdown and Spectre (またはこちら) 3つの脆弱性の概要をまとめると次の通り。 脆弱性の名称 Meltdown Spectre CVE CVE-2017-5754(Rogue data cache load) CVE-2017-5753(Bounds check bypass) CVE-2017-5715(Branch target injection) 影響を受けるCPU Intel Intel、AMD、ARM CVSSv3 基値 4.7(JPCERT/CC) 5.6(NIST) ←に同じ PoC 報告者非公開 論文中にx

    CPUの脆弱性 MeltdownとSpectreについてまとめてみた - piyolog
  • WPA2の脆弱性 KRACKsについてまとめてみた - piyolog

    2017年10月16日、WPA2のプロトコルに欠陥が確認され盗聴や改ざんの恐れがあるとして脆弱性情報が公開されました。発見者によりこの脆弱性は「KRACKs」と呼称されています。ここでは脆弱性の関連情報をまとめます。 脆弱性タイムライン 日時 出来事 2017年5月19日 Vanhoef氏が研究論文を提出。 2017年7月14日頃 Vanhoef氏が脆弱性の実験をした製品開発ベンダへ連絡。 その後 Vanhoef氏が影響範囲の広さを認識し、CERT/CCと協力し脆弱性情報を開示。 2017年8月24日 ラスベガスで開催されたBlackhatでVanhoef氏が関連研究を発表。 2017年8月28日 CERT/CCから複数の開発ベンダ*1に通知。 2017年10月6日 BlackhatのTwitterアカウントがWPA2をテーマとした発表があるとツイート。 2017年10月16日 SNSなど

    WPA2の脆弱性 KRACKsについてまとめてみた - piyolog
    braitom
    braitom 2017/10/17
    毎度よくまとまっていて本当にありがたい。
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