タグ

ブックマーク / webgenron.com (8)

  • 福島第一原発観光地化計画の哲学(7) 3.11に花火大会を(前篇)|清水亮+東浩紀

    2023年2月10日、ゲンロンカフェにて、清水亮×さやわか×東浩紀「生成系AIが変える世界──「作家」はどこにいくのか」が開催されます。イベントの開催にあたり、2014年に『ゲンロン観光地化メルマガ』で配信された、清水亮さんと東浩紀の対談記事を公開いたします。東日大震災発生当時、テキサスにいたという清水さん。氏は発災直後の混乱のさなかに帰国し、福島にも訪れています。記事では、清水さんのプログラマーとしての復興とのかかわりをお聞きします。 テキサスの3.11 ──ご足労いただきありがとうございます。日は、株式会社ユビキタスエンターテインメント(UEI)の代表取締役社長であり、福島第一原発観光地化計画にも研究会委員としてご参加いただいた清水亮さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。 清水亮 よろしくお願いします。 ──さっそくですが、清水さん個人は、今回の3.11をどのように経

    福島第一原発観光地化計画の哲学(7) 3.11に花火大会を(前篇)|清水亮+東浩紀
    bulldra
    bulldra 2023/02/14
  • 自然発生的な祭壇と震災モニュメント──東日本大震災後の公共空間における「宗教的な形」の役割|君島彩子

    2022年3月11日で東日大震災から11年が経った。毎年この時期は震災に関する報道が増え、未曾有と言われた災害の記憶が思い出される。しかし東日大震災から10年を待たずして新型コロナウィルス感染症が流行、2年が経過した現在も終息が見えない状況が続いている。「復興五輪」となる予定だったオリンピック・パラリンピックも被災地に注目が集まることなく終了した。そしてウクライナにおける戦争のニュースとともに迎えた11年目の震災の日には、震災による犠牲者の冥福だけでなく世界平和が祈られたとの報道も見られた。 振り返ってみると、わずか11年のあいだに多くの出来事があった。熊の震災や御岳山の噴火、さらには豪雨など毎年のように自然災害によって多く人々の命が奪われている。次々と起こる災害や事件のニュースを見ていると、東日大震災の記憶は風化してしまうのではないだろうかと感じることもある。だが津波の被害が激し

    自然発生的な祭壇と震災モニュメント──東日本大震災後の公共空間における「宗教的な形」の役割|君島彩子
    bulldra
    bulldra 2022/04/01
    “誰かが不慮の死を遂げた現場を示すために、人々が感情に衝き動かされて設けた一時的な記念建造物を、ジャック・サンティーノは「自然発生的な祭壇」(Spontaneous Shrines)と名付けている”
  • 【 #ゲンロン友の声|020 】音楽やスポーツはどのように社会と共存すべきでしょうか

    はじめまして。いつもシラスなど興味深く拝見させていただいております。 質問なのですが、音楽,スポーツはどのように社会と共存していくべきなのでしょうか? これまでのコロナ禍では、フェスやスポーツ観戦などのイベントが中止や実施方法の見直しが行われています。主催者や出演者なども今は我慢の時だからと異論はあまり唱えられていなかったと思います。 音楽やスポーツなどの娯楽が人生に幸福をもたらすものであるということはわかっているのですが、同時に、それらは突き詰めれば人間の生命活動にとっては不要なものに分類されるとも考えています。とすると,いつまでも再開を主張しないままでは音楽やスポーツは忘れ去られるか縮小していくのではないかと思います。 他方、その必要性を声高に主張した場合には、社会から「危機的状況なのにわがまま言うな」というような反応があり、明示的に排除される可能性もありえたと思います。 このような時

    【 #ゲンロン友の声|020 】音楽やスポーツはどのように社会と共存すべきでしょうか
    bulldra
    bulldra 2021/09/05
    "そもそも「生きること」には2つの異なった意味があります。ハンナ・アーレントはそれを「ビオス」(人間としての生)と「ゾーエー」(動物としての生命)と区分しました。"
  • 『おくのほそ道』『鶉衣』から読み取る生き抜き方──「禍の時代を生きるための古典講義」第3回|安田登 聞き手=山本貴光

    4月から続く安田と山の人気シリーズ「禍の時代を生きるための古典講義」。第1回は『古事記』、第2回は『平家物語』を取り上げた。6月17日(水)の第3回は、松尾芭蕉の『おくのほそ道』、横井也有よこいやゆうの俳文集『鶉衣うずらごろも』を取り上げた。 現実と虚構の世界のあわいを行き来する芭蕉の『おくのほそ道』。実際の旅を元にした有名なフィクション作品だが、裏テーマに鎮魂の旅がある。『おくのほそ道』からはその質と物語誕生の裏、そして現代の我々の時代にも繋がるものを探し、『鶉衣』からは人生を生き抜くコツを引き出していく。両名を案内人としながら、芭蕉の旅路を追体験していく講義となった。 ※イベントのアーカイブ動画は、Vimeoにてご視聴いただけます。こちらのリンクからお楽しみください。(ゲンロン編集部) 『おくのほそ道』はTRPGである あらためて、松尾芭蕉とは何者か。彼は伊賀上野(現在の三重県伊

    『おくのほそ道』『鶉衣』から読み取る生き抜き方──「禍の時代を生きるための古典講義」第3回|安田登 聞き手=山本貴光
    bulldra
    bulldra 2021/06/24
    "『おくのほそ道』のシナリオの攻略本が能であるという。当時、謡や能の古典は、俳諧を作り、楽しむためには必須の教養だった。"
  • ひら☆マン戦記(2)波乱、そして奮起|さやわか

    2017年からスタートし、現在第4期が開講中の「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」。歴代の受講生は、雑誌への読み切り掲載や連載、単行刊行やマンガ賞の受賞など、数々の成果を上げています。その華々しい活躍の背景には、主任講師であるさやわかさんの、人知れぬ戦いがありました。 ひらめき☆マンガ教室第1期のはじまりに犯した「誤り」。そのほころびはやがて、「まごうことなき存亡の危機」と言うべき事態へとつながっていきます。その絶望的な状況で、手を差し伸べてくれたマンガ家たちの優しさに触れたさやわかさんは、ある決意をしました。スクール運営の苦闘を描く「ひら☆マン戦記」、第2回をお送りします(全3回)。(編集部) ● この時の、僕の判断が間違っていることが、今はよくわかる。もちろん、ひらめき☆マンガ教室をやると決めたこと自体は、間違っていない。そうではなくて、ここでの僕の完全なる誤りとは、やるかどうかの最終

    ひら☆マン戦記(2)波乱、そして奮起|さやわか
    bulldra
    bulldra 2021/05/17
  • 料理と宇宙技芸(4) 炒飯と「鍋の気」の謎|伊勢康平

    記事は有料会員限定の記事ですが、冒頭部分およびレシピ部分は無料で公開しております。どうぞご覧ください。(編集部) 前回から4、5か月ほどあいてしまったが、おかげさまで無事に修論を提出できた。みなさんがこの文章を読むころには、来年度のぼくの進路も確定していることだろう。というわけで、これからはまたもとのペースで連載を継続していきたい。 今回とりあげるのは炒飯である。ここまで、魚香肉絲ユィーシァンロウスーや黄燜鶏ホワンメンジーなど、日の読者にはなじみのない料理がつづいたが、炒飯を知らないひとはさすがにいないだろう。ご自身でつくったことのあるかたも多いはずだ。じっさい、いまやネット上で、おいしい炒飯のつくりかたにかんする情報はいくらでも手に入る。なので、いまさら目新しいレシピを提案するというのもなかなか難しい。 そこで今回も、やはりこれまでとおなじように、炒飯をつくりだす調理の技法に秘められ

    料理と宇宙技芸(4) 炒飯と「鍋の気」の謎|伊勢康平
    bulldra
    bulldra 2021/04/12
    「鍋の気」について
  • 「ひとと会いたい」は暴力か──道徳律化するウイルス対策|斎藤環 聞き手=吉川浩満

    2020年4月7日に発出された第1回目の緊急事態宣言。5月の末には宣言が解除されたが、コロナ禍下で生まれた「新しい生活様式」にもとづく所作とそれを支える思考は、意識的にも、無意識的にもわたしたちを支配している。 精神科医・批評家の斎藤環氏は、SNSやウェブメディアを通して、COVID-19のパンデミックがもたらすこころと社会の問題について発信を続けてきた。noteに投稿された「コロナ・ピューリタニズムの懸念」をはじめとする一連の記事で斎藤氏は、コロナ禍を通じて変容していくわたしたちの倫理観、行動規範、記憶のあり方に警鐘を鳴らした。 これを受けて、2020年6月1日、ゲンロンカフェで斎藤氏のお話をうかがった。聞き手は吉川浩満氏。コロナによって失われるかもしれない「ひとと会う」ことの臨場性・暴力・欲望。その変化は、わたしたちの命や社会に新しい多様性を生み出すかもしれない。 日のゲンロンαでは

    「ひとと会いたい」は暴力か──道徳律化するウイルス対策|斎藤環 聞き手=吉川浩満
    bulldra
    bulldra 2021/02/11
    “いままで自明だった「ひとと直接会うこと」の価値、つまり臨場性の価値を考えられるようになったと思います。わたしがキーワードとして文中で出したのが「暴力」という言葉です。”
  • ステイホーム中の家出|柳美里

    『ゲンロン11』が、2020年9月に刊行されました。 今号からスタートした新設のコーナー「ゲンロンの目」では、さまざまな著者から「旅」にまつわるエッセイを寄稿いただいています。以下に公開するのは、柳美里さんによる「ステイホーム中の家出」の前半部です。 緊急事態宣言下の日で人々を服従させる「ステイホーム」という指示。支配を「自発的に」受け入れさせる言葉に逆らって、筆者はなぜ「家出」をすることにしたのか。自分の記憶をたどる旅に出るまでの軌跡をお楽しみください。 『ゲンロン11』は現在好評発売中です。こちらのURL(https://genron.co.jp/shop/products/detail/487)からどうぞ。(編集部) 1 わたしは、家出をしている。 この原稿は、家出先の会津若松市の東山温泉の宿で書いている。 東京都や大阪府などの大都市圏や、感染の第2波が広がっている北海道

    ステイホーム中の家出|柳美里
    bulldra
    bulldra 2020/09/07
    ステイホームと犬のしつけの類似性について
  • 1