ASと自己正当化型ADHDは自分の非を認めることが苦手である。もともと自分と異なる価値観があること自体、かなり現実の中で苦労して学習しないと想像することは難しい。 その結果、どうしようもない失敗や、どうしようもない現実の問題に直面すると、「くよくよ悩む」ことはしない代わりに、頭痛や吐き気、ふらつきなどの身体症状が出現する。人によっては強迫症状や聴覚過敏、視線恐怖がひどくなることもある。 こられの症状を治す方法は、当然症状が何故起こっているかを解明し、本人に直面化を促すことになる。もともと非を認めたくない発達障害の場合、さまざまな抵抗をするけれど、それ以外に回復の道は無い。 くよくよ悩むことは、見た目は良くないし、後ろ向きで生産的でない印象があり、悪く言われることが多い。しかし現実には前向きの発想ではどうしようもない問題もあり、時には愚痴ったり泣き言を言ったりすることが必要な場合もある。 一